江戸の書物2 和漢書誌学実習

講座概要

 江戸時代の書物は、学問的なものから娯楽的なものまで多岐にわたり、その内容によって大きさ、装訂などの形態も異なり、書誌学的にも興味深い資料です。本講座では、前講座「江戸の書物―和漢書誌学入門」を受けて、実際の資料を調査していくことで、より実践的に書誌学に関する知識、理解を深めていきます。そして、さらにはそれら書物という実際のモノを通して、江戸時代全体の空気を体感していきましょう。

講座詳細

【講師】
清水 信子(北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員)
【期間】
1月30日〜3月6日 毎週木曜日 17:30〜19:00
【回数】
全6回
【受講料】
計17,400円(税込)
【対象】
江戸時代の書物はじめ古典籍にご興味、ご関心があり、書誌学に関する一般的な基礎知識をお持ちの方を対象としますが、書誌学基礎知識については、随時、解説していきます
※講座時以外の予習、復習、その他、資料に関する周辺調査が必要になる場合があります
【教材】
講座当日に配布します
(推奨図書:『書誌学入門』(勉誠出版)堀川貴司、参考図書:『和本入門』(平凡社)橋口侯之助、『図書大概』(汲古書院)大沼晴暉、『日本古典籍書誌学辞典』(岩波書店)他)
【講座コード】
40103
【内容】

・資料調査実習
書誌学に関する基礎知識、及び書誌調査に際しての基本要素、必須事項の確認をしつつ、実際に資料の書誌調査をします。

・解題作成実習
書誌調査の結果をもとに、調査資料についての解題を作成します。

・調査報告発表
各自調査した資料について、調査カード、及びそれに基づく解題等の調査報告を、受講生間で発表します。

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