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 小田切萬壽之助 おだぎりますのすけ(1868-1934)
photo 経歴
外交官・銀行家。四日市出身。1900年、朝鮮・京城公使の林権助氏のもとで働き、杭州領事を経て1902年上海総領事。1905年に横浜正金銀行 取締役、在清国支店の管理。1907年、林権助清国公使に請われて同銀行の北京駐在総取締役となり、対清国借款、外交条約の締結でも活躍した。1917年には岩崎久弥の代理人となり、井上準之助氏と同様に「相談役」の一人となり、モリソン文庫購入の渉にあたる。東洋文庫初代監事、逝去の1934年まで任じた。字は富卿。号は銀台。田盛大とも称す。小田切氏の父君は米沢藩士で藩儒の小田切盛徳氏(?-1885)。自らも漢籍を多数収蔵した。また詩文もよくし、著書に『朝鮮』、漢詩集『銀台遺稿』がある。

資料収集・寄贈
1936年に令息の小田切武林(たけしげ)氏(1897-1965)より父君愛蔵の漢籍1,254部、17,643冊、和書454部、1,830冊、洋書4部、4冊、計20,000冊の寄贈を受けた。小田切文庫は<集>部の書が優れているとされる。 目録に『小田切文庫目録』(1938、東洋文庫刊)

関連リンク

* (東洋学報)小田切万寿之助の伝記的研究:幼年時代から外交官になるまで

* 東洋文庫関係の人物 創設期・寄贈者編 (五十音順)


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