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 白鳥庫吉 しらとりくらきち(1865-1942)
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経歴
東洋史学者。千葉県出身。千葉中学の時、木内重四郎氏(岩崎久彌氏の妹磯路氏と結婚、のち東洋文庫理事)とともに東洋史の先達、那珂通世氏の教えを受けた。大学予備門(一高)を経て帝国大学文科大学の史学科で西洋学を学び、1890年、卒業と共に学習院教授・歴史地理課長となる。同僚の市村瓚次郎氏が中国を、白鳥氏は日本及び東洋諸国の歴史を担当するようになった。 朝鮮半島の歴史から始め、満洲・蒙古・トルコ系譜民族の歴史、その相互交渉を研究して、中央アジアの諸民族史に及んだ。1910年東京大学教授。近代的東洋史学を確立し、北方民族並びに西域諸国の研究に貢献。

資料収集・寄贈
1922~1923年の欧州留学の際、遊歴のかたわら「モリソン文庫」の拡充時期であったため、数千冊に及ぶ書籍を購求してモリソン文庫「仮事務所」に送った。1924年の東洋文庫の設立と共に理事・研究部長となり、1939年、林権助理事長の逝去の後理事長に就任するが、病を得て1942年逝去。 著書に『西域史研究』等。旧蔵の東洋史関係文献365冊は成田図書館が収蔵。

関連リンク

* 東洋文庫関係の人物 創設期・寄贈者編 (五十音順)

* 東洋文庫理事長

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