呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん♪
週末出勤の鬼、MAみゃもです!!!
昨日はフランス人化しておりましが(笑)
本日はごくごく普通の日本人キャラで行きたいと思います(^u^)www
さてさて、
東洋文庫ミュージアムは「本」のミュージアムです。
ミュージアムを訪れる方・サイトをご覧になる方は、もちろん「本」がお好きだと思います。
皆さんはどういった基準で手に取る「本」をお選びになりますか(?ω?)
今回は「『○○大好きさん』におススメなのはコレ☆」という展示作品を、みゃもの独断と偏見で選んでご紹介致します♪
★「勉強熱心♪英語大好きさん」にはコレ☆
『難船人帰朝記事』(一階展示室・オリエント・ホールにて展示)
幕末の漂流者であり、通訳・翻訳の仕事を通じて日米の外交関係の樹立に貢献したジョン万次郎(1827~1898年)が語った話が記されています。
ジョン万次郎がアメリカで見聞きした情報が満載で、坂本竜馬などの幕末の志士に多大な影響を与えた書であるされています。
現在ミュージアムで公開しているページには、漢字で書かれた単語と、それに対応する英語の読みがカタカナで書かれています。
現在英語の授業で習う読みと少々違いますが、実際に口に出して読んでみると、耳で直接聞いた音を活字化したのだということがよくわかります。
幕末の志士と一緒に時空をこえた英語レッスンをご堪能下さい☆
★「やっぱり絵が見たい♪漫画好きさん」にはコレ☆
『風俗金魚傳』(二階展示室・モリソン書庫にて展示)
17世紀前半に中国で出版された小説「金雲翹」の舞台を日本に置きかえたパロディ小説。江戸時代の有名な読本作者、曲亭馬琴(1767~1848年)によって書かれた自筆本です。
このページを良くみてみると、横たわっている男性の胸元から、吹き出しのようなものが出ているのがわかります。
しかもこの吹き出しの中に遊女と見られる女性の姿や、セリフのようなものまで書かれています。
まるで現代の漫画のよう(゜∀゜)☆
萌えキャラはいないですけどねwww
それにしても、日本人は昔から絵と吹き出しの組み合わせが大好きなんですねぇ。
漫画を読む気分で、登場キャラクターたちの表情や動きにも注目してみて下さい♪
★「新しい世界に足を踏み入れたい♪旅行好きさん」にはコレ☆
『インドシナ探検行』(二階展示室・モリソン書庫にて展示)
フランス海軍士官ガルニエらによる、カンボジアから中国南部に至るメコン川流域に関する探査記録です。
インドシナに興味のある方はもちろん、旅行好きさんは是非この雄大な挿画を見て、探検隊の一員になった気分を味わってみて下さい!
とても緻密に描かれているので、是非ジックリ観察してみて下さい☆
新しい世界が開けてくるかもしれません(^▽^)!
★「ドラマティックに生きたい♪壮大な物語好きさん」にはコレ☆
『プラアパイマニー』(一階展示室.・オリエントホールにて展示)
タイの詩聖、スントーン・プーの代表的な叙事詩です。今もなお、人々に親しまれています。
主人公はラタナー国の王子アパイマニー。
美しい人魚やお姫様と恋愛したり、魔物と戦ったりなど、ドラマティックな展開を見せます。アラビアンナイトに影響を受けているとも言われています。
挿画を見てみると、なんだかとてもロマンティック(●´皿`●)
王子も人魚もなんてお美しい!!!!
この二人の恋模様を妄想してみるも良し、実際に『プラアパイマニー』を読んでみるも良し...壮大な叙事詩の世界に浸ってみて下さい♪
如何でしょうか。
どれかご自身の趣味趣向に当てはまる作品はございましたか?
MAみゃもとしましては、今回挙げたもの全てに少しでも興味を持って頂ければとても嬉しいです(//´ω`//)
では最後に。
★「どれか一つなんて選べない!本がとにかく大好きさん」にはコレ☆
東洋文庫ミュージアムで絶賛発売中の『東洋文庫の名品』『時空をこえる 本の旅50選』です♪
ミュージアムの魅力的な所蔵品がてんこ盛りですので、お家にお持ち帰り頂いて、ジックリと「本」の時間をお楽しみ下さい☆
ところで余談ですが...
最近の私はというと、文芸雑誌を立ち読みするのがブームです(笑)
好きな作家さんの新作読み切り・連載などをチェックしております。
それに文芸誌には自分が普段あまり手に取らないような作品も掲載されているので、興味の幅が広がります☆
色々とチェックして、今後の発売される新刊をお買いものリストに加えたいと思います(^^)
MA みゃも