2012年6月アーカイブ

Don't wanna say good-bye...

こんにちは!ジェイです。

 

とうとう今日で企画展『東アジアと海賊展』が終わってしまいます!!

そして先ほどかおりんによる最後のガイドが終了しました。お疲れ様でした!

 

そこで重要なお知らせになりますが、明日25日(月)から7月3日()まで展示替えのためミュージアムがお休みになります!!

次回からは新しい企画展『ア!教科書で見たゾ』展が始まります(7月4日(水)~11月4日(日))

 

 

教科書で見るような有名な作品を展示する予定ですので、お楽しみに☆

 

それまではしばしのお別れになります・・・約一週間といえど、皆様とお会いできなくなるのはさびしいものですね。

あれ、どこからともなく、歌が聞こえてくるよ・・・

 

また逢う日まで 逢える時まで                DSCF1098.JPGのサムネール画像

 

 

別れのわけは 話したくない                    

 

 

なぜかさみしいだけ

なぜかむなしいだけ

 

 

たがいに傷つきすべてをなくすから              

                                         

                                                             

ふたりでドアをしめて

ふたりで名前消して            

 

 

その時心は何かを話すだろう           DSCF1101.JPGのサムネール画像                   

 

 

また逢う日まで 逢える時まで・・・

 

 

『また逢う日まで』作詞 阿久悠 作曲 筒美京平 唄 尾崎紀世彦

 

またのご来館お待ちしております!!

 

MAジェイ

皆さま、こんにちは!

 

ご好評頂いております「東インド会社とアジアの海賊」展も、

残すところ1日となりました。

月日が過ぎるのは早いものです。

 

本日は、MAの心に残るあの名品たちをおさらいしてみましょう。

題しまして、

 

「触れずにはいられなかった、あの人ランキング Best5 」

 

 

 

第1位 腹芸を得意とする男

 

ハラ踊り.jpg

MVPは彼に決まりでしょう!

 

MAブログに引っ張りダコでしたね。

さぞ踊り疲れたことでしょう。

 

ゆっくり休んで、

次回の登場に向けて英気を養ってください。

 

 

 

 

 

 

第2位 虎っぽい彼

 

無題.png

素敵なお洋服をお召しのおしゃれな彼...。

 

耳まで付いちゃっている、その愛らしい容貌に

ぴぴさんは一目惚れしたとかしないとか...❤

 

肉食系に見えて、

意外と内面は草食系だったりして♪

 

 

 

 

 

第3位 ションボリしている覆面レスラー

 

 

虎兵.jpgみゃもさんが発見した戦う男!!

 

でも...なんだか...

覇気を感じられません...。

 

次回登場の際には、

闘争心むき出しの勇ましい姿を見せて下さいね!

 

 

 

 

第4位 ひたすら謝る英国人

 

陳謝.jpg

どんな悪事を働いてしまったのか...?

 

その罪は明かされることなく、

彼は姿を消すことになりそうです。

 

きっと、堂々と巷を歩ける日が来るはず!

頑張れ!!

 

 

 

 

第5位 永遠のアイドルおひさちゃん

 

おひさ.jpg

会期終盤に登場したにも関わらず、

その可愛さに誰もが釘付けになりました。

 

癒しをありがとう!

 

また会う日まで...。

 

 

 

 

 

MA シャーロット

こんにちは♪

 

美味しい塩飴の探究者、ぴぴです。

 

塩と砂糖のみで製造された純粋なる塩飴を探し求めています。

なかなか、これぞ!という塩飴を探し当てることが出来ず悶々としていましたが

本日に至りましてやっと一筋の光明が!!

ムラさん!ありがとうございます!(=v=)ムフフ♪

美味しい塩飴を頂いてしまいました❤

これでまた、ぴぴ的究極の塩飴に一歩近づけた気がします。

 

ところで、皆さん

最近実に・・・

 

梅雨☂ ですね。

 

本日も朝目覚めてみるとどしゃ降りの大雨。

一気に外に出たくなくなりましたが、お気に入りの傘を携え、意を決して家を出ました。

そんな雨も午後には上がり、明るい日差しも差し込むようになりました☆

よかったよかった(o^^o)

 

おかげで、たくさんのお客様にいらしていただくことができました。

 

 

でも実はぴぴ、

太陽サンサンの晴れの日よりもシトシトしっとりな雨の日の方が好きだったりします。

(あまりに大雨だとさすがに嫌ですが!)

特に好きなのは、雨の降り始めの土の香り❤

ふわぁっと香るあの香りが大好きなのです!

 

さらに好きなのが、今が盛りのアジサイの花。

毎年、鎌倉にアジサイを見に行くのですが、何度見ても見飽きることがありません。

 

当ブログをご覧下さっている皆さまはすでにご存じの事と思われますが、

東洋文庫でも、そんなアジサイの花を見ることができるのです。

本日も何種類か写真におさめてきました!

 

コアマチャに

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クロジクアジサイに

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フイリガクアジサイ

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他にもベニテマリや白花(トーマス・ホッグ)なんていうアジサイも咲いていました。

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チラホラとアジサイ以外の花も咲き、シーボルトガルテンも見ごたえ十分です。

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館内の展示と合わせて是非中庭にも足を運んでみて下さい☆

 

ところで

重要なお知らせです。

 

現在東洋文庫ミュージアムで開催されております企画展

「東インド会社とアジアの海賊」の会期は、今週末の624日(日)までとなっております。

25日(月)から73日(火)までは展示替え期間としてお休みとなります。

新しい企画展「ア!教科書で見たゾ」展は74日(水)からとなりますのでお気をつけ下さい!

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

 

 

MAぴぴ

さる御方 物申す2

モリソン書庫の一角でさる御方が物申す。。。

 

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↓拡大

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あ、どーもニホンザルです。いや~まあアレですね。なんでまたニホンザル?って感じですかね。え?覚えていらっしゃらない??実は4月にも登場させていただいたんですがね・・・(46日)

ま~と言っても、、所詮ニホンザルですからね。。皆さんが覚えていなくてもしょうがないですよね。自分でもわかってるんで大丈夫です。ハイ。。。

 

でも、まだ言いたいことがあるんですよ。サルにだって言い分はあるんですよ。と、言うのものですね、日本人の皆さんって、ちょっとあれですよね??サルのことバカにしちゃってる感ありますよね??

え?バカにしていないって??それなら、アレは何なんですか?あの

 

「サルも木から落ちる」って。。

 

 

バカにしてますよね?完全にバカにしてますよね??いや、いいんですよ、別に。。バカにしたって。。理不尽な現実なんて自然界でさんざん目にしてますから。。

ただ・・・あれはいただけないですよ。。

 

「弘法にも筆の誤り」

 

あれ?人間サイドにたった瞬間、なんかちょっとカッコよくしちゃってません??同じこと言ってるのに、なんかむしろ良い感じにしちゃってません?

他にもありますよ?「サル真似」「サルの尻笑い」「サルの烏帽子」・・・耳を塞ぎたくなるような罵詈雑言です。。(見ザル)

 

 

 

とは言っても、日本人の皆さんとは昔からのお付き合いですからね。皆さんのいいところも沢山見てきました。これは山のボスザルから聞いた話なんですけどね。

 

彼は昔、手の付けられないゴロツキで、地元じゃ有名な凶暴ザルだったそうなんですよ。それがある日、むしゃくしゃしてたんですかね。偶々居合わせた人に柿を投げつけたんです・・・・・・・      あれ?人じゃなくてカニでしたかね。。

それはともかく、運が悪かったとしか思えないですね。。当たり所が悪かったらしく、そのカニ、、、お亡くなりになってしまったんです。まあ、初犯でしたし、お礼参りってことで、臼やら蜂やらに散々な目にあいましたから、執行猶予つきで数年でムショから出てこれたんです。ただ、やはり殺しですから、世間の目は冷たいものです。実際、ボスザルさんをシャバで待っていたのは泥水をすするような生活だったようです。

 

職に就けない、お金もない、最後には生きる気力もなくし、ボスザルさんその場に倒れ込んでしまったらしいんです。。

「あ、俺もう死ぬんだな」とボスザルさんも観念したらしいのですが、ま~お釈迦様はちゃんと見ているんですね。ボスザルさんの目の前にそっと食べ物を差し出してくれた人がいたんですよ。名前はなんて言いましたかね~~~ そう、確か・・・

 

桃太郎さん

 

そうそう!桃太郎さんです。。最近物忘れがひどくて嫌になっちゃいます。。

 

え~と何の話でしたかね、、桃太郎さんがどん底にいたボスザルさんを救ったんです。「あの時食べたキビ団子が人生で一番美味かった」とボスザルさんしみじみおっしゃってましたよ。。

 

その後はボスザルさんも更正しましてね、桃太郎さんが鬼退治に行くってときには自分もついて行って大活躍したって話ですよ。ボスザルさんは頬に傷があるものですから、「鬼にやられたんですか」って聞くんですけども、「ヘマしただけよ」と笑って何も話してくれないんですけどね。いやあワイルドです。(言わザル)

 

そんなこんなで、鬼が持っていた隠し財宝でボスザルさんも億万長者、一躍スターへとのしあがったわけですけども、サル界ではシンデレラ・ストーリーとして、今でも語り草です。

 

こういうハートフルな出会いもあるから、ニホンザルはこれからも日本人の皆さんと仲良くやっていきたいと思っております。ま~~ 私も微力ながら、このモリソン書庫でみなさんの架け橋としてこれからも頑張っていきたい所存です。

 

 

 

え?今週の日曜日で展示が終わる??私は???? あ、書庫に帰るんですか。。そうですか。。。。(聞かザル)                            (完)

お久しぶりです。MAいも野です。

昨日の台風はすごかったですね!私も帰宅時、台風に直撃しまして何故か傘の骨ではなく柄が折れました...つらい...

でも今日は一転して真夏日となりましたね!晴れた日にはLet'sお出掛け!

 

私は先週静嘉堂文庫さんにいって参りました。

静嘉堂文庫さんでは今中国美術の展覧会を開催中で、それを目当てに行ってきたのでした。

最寄りの駅は二子玉川でそこからバスで移動したのですが・・・

 

「静嘉堂文庫こちら→」

 

看板をみて、こっちかぁと思いつつその方向に進むと目の前には森林が...

あれ?あってるのかなと思いつつ森を進んでくと登り切ったところに建物発見!

たくさんの緑に囲まれた素敵なところでした(*^_^*)

展示もとても面白くて、東洋文庫とはまた違った岩崎家のコレクションがみれますよ!

静嘉堂文庫さんの今回の展示も東洋文庫の東インド会社の展示も24日までとなっておりますので

興味のある方はお早めにどうぞ!

 

 

鳥どーーーん!!

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左から:マナベ・ねえさん・みゃも・くったん・たむ・のの子

 

 

焼き鳥どーーーーーーん!!

(先週仕事あがり!)

 

 

 

釜飯.jpg

 

釜飯どーーーーーーん!!!!

(まさかの2時間待ち!)

 

 

 

そして!まさかの「ささみ」売り切れ中!!

 

次こそ・・・

「ささみ」どーーーーーーーーーん!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

拝啓。父上様

MA一同:

本日は父の日ですね☆ 

普段は忙しいお父さんもご家族といっしょに素敵な日をお過ごしのことでしょう~♪

感謝の意を込めて何かプレゼントをご準備されているのでしょうか?

MAはどのようなプレゼントを準備したのでしょうか♪♪

聴いてみましょう~☆

 

ジェイは・・・

父の誕生日が父の日に近く、今年還暦!!なので、ポー●スミ●とバーバ●―の赤いパンツ(×2)とアクアス●ュー●ムのえんじ色ネクタイです。赤系で統一しました(パンツは本当に真っ赤なので、着てくれるか心配・・・)

 

 

みゃもは・・・

部屋着に使えるハーフパンツをあげました!紺地に小さなピンク色のPLOのマークが入っていて一目ぼれしたのでした(笑)私が欲しい(笑)あと、毎年カードも送っています。

 

 

くったん・・・

父はこだわりのある人だから、勝手に買うとおこられるんよね~ww(笑)

今年は就職が決まったので、大阪の実家に帰ったときに奮発して

御馳走連れて行ってあげよーと思います(^s^)b...あと、肩もみかな!!

 

 

かおりん・・・

すばり!Gパン(最近はデニムっていうのが流行りなのかな・・・)!!

中学か高校時代にもプレゼントしそれを未だに履いてくれているのですが...

破れた部分を母に縫ってもらったり、パッチワークのように布をあてたりして履いているので、見かねてプレゼントしました

 

 

MAそれぞれの想いとどくと良いなあ

 

 

東洋文庫内も、父と子の「絆!?」を感じることのできる展示がいくつもございます♪

まずはこちら!広開土王(父)と長寿王(子)です。

 

広開土王①.JPG

広開土王②.JPG

『広開土王碑拓本』 

 

開土王(好太王)は、朝鮮半島北部から中国東北部にかけて存在した高句麗の第19代国王で、391年から412年にかけて在位し活躍しました。

この碑文は、開土王の没後(414年)に、息子の長寿王が、父の功績をたたえるために建立した石碑なのです。

現在は、

    中国吉林省集安市の太王陵の近くにあり、

    高さ約64メートル、

    凝灰岩で造られた不整形の方柱で、

    四面に訳1800文字が刻まれています。

 

父の偉大さを後世に語り継ごうとする息子の想いが感じられますね☆

 

現代では思いつかないBIGなプレゼントですね~

むしろ、お父さんが自身の偉大さを自費出版してしまうかもしれません(笑)

 

 

お次はこちら! 鄭芝龍(父)と鄭成功(子)のお話!!

 

鄭芝龍                      鄭成功

鄭芝龍.JPG

鄭成功.JPG

新井白石『遺書』より                『國姓爺忠義傳』より

 

 

鄭成功は、明朝の亡命遺臣で福建出身の商人・海賊の鄭芝龍(中国人)と肥前平戸の田川マツ(日本人)の子供!

    父と子はともに清朝によって滅ぼされた明朝側の将軍として戦いますが、

その戦いの途中で、

    父が清朝に投降します。この時、親子は永遠の別れを告げるのです。

 

親子喧嘩はするものです!

「ごめんね」の一言が言えないんですよね・・・

しかし鄭芝龍と鄭成功のように永遠の別れとなってしまうのはイヤ!!

その魔法の一言、素直に言えるようにないたいものです☆

 

 

お次はこちら! 雍正帝(父)と乾隆帝(子)!!

 

乾隆帝

乾隆帝.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雍正帝は清朝第5代皇帝、その子乾隆帝は第6代皇帝で、その在位期間、実に様々な政策を試みました。

    雍正帝はその政治に対する姿勢から、恐怖政治とみなされることもございます。

しかし本当に単なる「恐怖政治」だったのでしょうか?こんな風にも考えられないでしょうか?

雍正帝はかなりの勤勉家であったようです。

例えば、(しゅ)()諭旨(ゆし)です。地方官から皇帝に「私的」に送られてくる奏摺(そうしょう)という報告書に、一つ一つ目を通し、全て雍正帝自ら、朱い墨のコメントを記すというシステムを考えます。これを使って、地方政治の実状を掌握し、地方官に対する管理体制を強化しようとしたのですが、一日4時間の睡眠、目から血が出るほど勉強家だったようです。

何故そこまで、一生懸命に政治を行ったのでしょうか?

自身の皇帝としての正当性を示そうとしたということもあると思います。

また、

次の皇帝=自分の息子が治める世の泰平を望んでいたのかもしれません。

 

父親の偉大さというのは、こうした場面でも現れているのかもしれません☆

 

乾隆帝も、父に倣い(しゅ)()諭旨(ゆし)採用政治行います

子も父に見倣うところは見倣い、改善できる点があれば改善する!

素敵な親子ですね~

 

MAから世のお父さんへ

ひとりの父親は、百人の教師に勝る

すもももももももものうち

こんにちは!MAのマナベです。

 

わたくし昨日、日枝神社を通りかかったところ、お祭りをやってたので潜入してきました!

 

日枝神社のお祭りは「山王まつり」と呼ばれ、京都の祇園・大阪の天満まつりと共に日本三大祭りに数えられています。そんな凄いお祭りに偶然出くわすなんて、素晴らしい!

 

稲荷参道を登ったことろにステージが設けられ、老若男女が輪になって音頭に合わせて踊っていました。わたしは地元の小さな盆踊り大会しか見たことが無いので、思わず興奮して動画を!...と思ったら携帯の電池が切れちゃいました...((; ´д`))

 

お参りをする社殿の前には「茅の輪(ちのわ)」と呼ばれる巨大な縄の輪っかがありました。これは「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事に用いられるもので、この輪をくぐるとその夏を無事に過ごせる、というものです。正式には左足でまたぎ、左・右・左の順に3回くぐるそうです。以前読んだ漫画にかいてあったおぼろげな知識でしたが、マナベはちゃんと左足でまたぎました!(`・ω・´)キリッ

 

そしてお祭りと言えば、マナベ的には何より、「あんず飴」です!

小さいころから綿あめよりもあんず飴派で、お祭りに行くたびに買ってもらいました。そしてよく髪につけてべたべたにしてました。お祭り行ってあんず飴を食べないわけにはいきますまい!

 

というわけでレッツGO!あんず飴の出店のカウンターにはあんずの他にもイチゴやさくらんぼなどの果物が氷の皿に並んでいました。最近のあんず飴屋はハイカラですな。

マナベ「あんず飴くださーい」

おじさん「あんずはこれですね」

マナベ「は...え!?」

 

しかし...!

おじさんが指差したのは、フルーツミックスゼリーに入っていそうな、オレンジ色のみずみずしいカットフルーツ...。

え!?あんず飴って、何か漬けてある真っ赤なあんずが丸ごと割り箸に刺さってるやつじゃないの!?

おじさん「それはスモモだね」

 

((゜д゜))がーん

 

わたしがあんずだと思っていたのは実はスモモだったのでした...。およそ10年越しに発覚した事実...!

 

スモモと言えば、「桃李(とうり)物言わざれども下自(おのずか)ら蹊(けい)を成す」という言葉があります。司馬遷が記した『史記』の李将軍列伝に出てくる言葉で、「桃やスモモは物言わなくても、花や実を求めて人が集まるので、その下に自然に道が出来る」=「徳のある人物には、黙っていても自然と人が集まる」という意味です。

 

東洋文庫の国宝を始めとする数々の所蔵品たちも、物言いませんが人を引き付ける魅力がありますね!「文選集注を見に来たんだよ」とか「おひささんに会いにきたの!」と言われるとMAもまるで我が子を自慢するような気分になります(*´ω`*)

 

不忍通りのコンクリートがすり減るぐらいに皆さまに親しんで頂けるよう、マナベも頑張りますっ!!

 

MAマナベ

 

よく出る!!

~とりあえず押さえておきたいMA語

 

 

ディスカバる〔でぃすかばる〕

ディスカバリールームで時空をこえる旅に出ること。

 

 

ニキ〔にき〕

MAが日頃お世話になっているあのお店。(動詞)ニキる。

 

 

MA文庫〔えむえーぶんこ〕

MAが読むべき書物のコレクション。(例:ワンピース、オレンジページなど)

控え室に所蔵。

 

 

おやつ〔おやつ〕

MAの力の源。これがなきゃね♪

 

アルギニン〔あるぎにん〕

 受付前の自販機で販売。

 お仕事疲れの文庫員に大人気で売り切れ続出。

 いつかはMAも買いたい垂涎の一品。

 

 

「上げますか。」「上げましょう。」

シーボルト・ガルテンに面する窓のスクリーンを上げるお伺い。それに対する賛同の意。

スクリーンを上げる瞬間を見られたあなたはラッキー♪

 

 

「今日、書きますね。」「ありがとうございます。」

その日のブログを書く意思表示。それに対する感謝の意。

 

 

バナナ仙人〔ばななせんにん〕

 彼→ バナナ.jpg

 小レジの守護神。遷画シルクロードに出没。

 

文学博士〔ぶんがくはかせ〕

 ......これはひみつ❤

 

 

MA シャーロット

✿アイドルマスター✿

アイドル...。

 

 

 

どの国にもアイドルはございます。

特に女性アイドルは華やかで、注目を浴びる存在です。

 

 

 

小学生時代、アメリカに滞在していました。

調度その頃一世を風靡していたのがイギリス出身のガールズ・アイドルグループ「スパイス・ガールズ」でした。

ロリータ系、クール系、スポーティー系など、キャラ分けも見事なアイドルグループで、特に有名なのが「Wannabe」という曲でした。イギリス、アメリカのみならず、世界中の小・中学生が「あぃ わな、あぃ わな」と「wanna wanna」歌いまくっていたのであります。

 

 

メンバーの脱退やら色々あり...結局スパイス・ガールズは解散。その後メンバーの1人、ヴィクトリアがサッカー選手のデビッド・ベッカムの奥さんになって話題にはなりましたが、恐らく最近の小学生や中学生はヴィクトリアがスパイス・ガールズの一員だったことなど知らないでしょうし、スパイス・ガールズの存在そのものについても微塵も知らないのではないかと思います。

 

他にも、海外の女性アイドルの代表格と言えば「ディズニー・チャンネル」のバラエティー番組や子供向けドラマで活躍する「ディズニー・キッズ」と呼ばれる子供達です。ブリトニー・スピアーズもディズニー・キッズ出身でした。

 

海外、主に欧米の女性アイドルは「子供」に大人気なのであって、あまり大人が狂喜乱舞するような存在ではありません。子供も大人に成長するにつれて、アイドル熱が冷めていきます。

 

 

 

しかし、日本をご覧下さい。

小さなお友達も、大きなお友達も女性アイドルが大好きです。

アイドルのコンサートの客席や握手会会場がほぼ大きなお友達で占められることが多々あります。

 

 

 

 

これは日本独特な文化なのではないでしょうか。

 

 

 

 

太古の昔より、小さきものを愛でてきた日本人...。

 

カワイイは正義。

KAWAII カルチャー。

などなど、現代においてもこういった言葉を生んでしまう程「可愛い」を肯定してきた日本人にとって、「アイドル」は日本になくてはならない存在なのです。

 

 

最近では、日本人なら誰もが知っている永遠の「可愛い」アイドル代表、松田聖子さんがご結婚され、ワイドショーを賑わしました。また「会いにいけるアイドル」AKB48の総選挙が生放送され、しかもトップニュースになりました。

 

 

 

 

 

子どもから大人まで、日本人はアイドルが大好きなのです。

 

 

 

 

 

 

 

それは昔々から、きっと変わっていないのです。

 

 

 

 

 

 

カワイイ女の子が好き。

会いに行きたい。

お話がしたい。

 

 

 

 

 

 

そんな思いは、江戸時代の浮世絵からも溢れでていました。

 

 

 

 

 

 

江戸時代の「会いに行けるアイドル」。

それは、看板娘達です。

 

 

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「高島おひさ」(煎餅屋)

 

 

 

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「笠森お仙」(水茶屋)

 

 

 

他にも「柳屋 お藤」、「蔦屋 お芳」などなど。

 

 

 

きっと、少年、青年、おじちゃん、おじいちゃんが看板娘目当てにお店にやってきたことでしょう。

また、可愛い看板娘達を、浮世絵師がこぞって描いたものです。

そして、この浮世絵がよく売れたのです。

看板娘の浮世絵は、今でいうところのAKB48の神7ブロマイド...といったところでしょうか。

 

 

 

「愛嬌もお茶もこぼれているけど冷めない」

こんな言葉を言われる程に、看板娘は愛されていました。

お店に行けば会うことのできる身近な存在の看板娘達は、町人たちのAKBだったのです。

 

 

 

 

 

「煎餅おくれよ!」

「はい!ただいまー☆」

 

 

キラキラ笑顔の看板娘ちゃんに接客してもらいたいですね。

 

 

「お茶ですっあっっっ (ドンガラガッシャーン)す、すみません!!!」

 

ってな感じのドジっ娘もいいですなぁ。

 

 

 

 

あまりのみゃもの漫画脳的妄想に、ドン引きされる方がいるかもしれませんが、

ちょっと待って下さい!逃げないで下さい!!

会いに行けるアイドル、「高島おひさ」ちゃんは絶賛東洋文庫ミュージアムに在廊中です。

是非、浮世絵のおひさちゃんに会いに来て下さい。

東洋文庫ミュージアムで高島おひさちゃんと握手!!!(握手券は必要ありません)

 

 

 

 

 

ちなみに、みゃもは最近発売された、松崎しげるの「愛のメモリー(全14ver.)」が気になってしょうがないです。こんがり。

 

 

 

 

終わり。

 

 

MA みゃも

 

オー!バモニッポン!ニッポン!ニッポン!ハイハイハイ!

 

昨日のサッカーW杯最終予選 オーストラリア戦ご覧になられましたか?

最終予選らしく、一筋縄ではいかない試合でしたね!

でもなぜか試合を見ながらの終始笑顔でした(⌒▽⌒)ノ_彡☆バンバン!

 

サッカー選手はかっこいいなあ~試合の度に惚れてまいます。

昨日は・・・シュート止めた時の川島かな?相手のイエロー取った内田かな?

ぴぴのすけは遠藤推しだそうです。

う~ん、のの子はなんだかんだ言って岡崎、いや、本田△・・・いやいやいや、、、選べなーい!

(〃⊃ω⊂〃)キャイーン

のの子母に呆れられています。(ちなみに母は宮市推しです。)

ま、最終的にはザックですね(`・ω・´)キリッ

 

あんな不穏な空気の中でも冷静にプレーしていて素晴らしかったです。

ほんと私なんてすぐムキになっちゃうから・・・長谷部先輩を見習って心を整えねば・・・。

 

日本は今、FIFAランキング アジア最上位ですから~フフン( ^^)フフーン

 

シーボルトガルデンで、サッカーMA代表 東洋文庫杯でも開催いたしますかね~。

 

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「ボールは友達ィ~」 byいも野

 

以上、サッカー談議に花が咲く平和なミュージアムの午後(*´∇`*)

 

運動神経ゼロ MAのの子がお送りいたしました。

えんじ色のロマンス☆

一日中どんよりとした曇り空であったにもかかわらず、MAの心は朝から晴れ渡っておりました!!なぜなら、本日は午前中から多くのお客様にご来館頂きまして、なんと本日の入館者数が100人を突破したのであります!'°. (*≧∇≦)::'°

ご来館いただきました皆さま、誠にありがとうございます!!

 

 

本日はねえさんのガイドツアーデビュー日でございました☆

 

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初めてとは思えないねえさんの落ち着きぶり...。堂々として明快なガイドに思わず聞き惚れてしまいました(////)さすがねえさんです

ガイドを終えたねえさんの一言!

「人の温かさに触れたっ!!」

私も毎回ガイドツアーを担当させていただく度に同じ感想を抱きます。ガイドに参加して下さるお客様の温かい眼差しのおかげで、もっともっと頑張ろうとMAの向上心も沸き立つのであります。もっともっと皆さまにご満足していただけるようなガイドができるよう、日々精進してまいりますので、今後とも温かい目で私たちMAのことを見守っていただければ幸いです(〃´∀`〃)

 

 

ところで、ワタクシ6月の展示替え後、今日が初出勤日だったのでございますが、

来てみてなんとびっくり!!回顧の路の先に突如として重厚な本棚が現れたではありませんか!!!!*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)

 

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「何事っ?!」と思って近づいてみますと、本棚の中には臙脂色の革張りが施されたなんとも美しい本の数々が....+:。゚.+:

 

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どこかで見たことあると思いきや、こちら昨年の開館記念展示の際にもお目見えいたしました「イエズス会士書簡集」でございました。かのマリー・アントワネットの愛蔵書でございます。

 

何度見ても美しく豪華で気品漂う御本でございますね+.(o´∀`o)

見ているだけで、当時のブルボン家の優雅さが伝わってまいります♪

こちらは、18世紀にアジアのカトリック宣教を担ったフランスのイエズス会士の書簡報告をまとめた全26巻のセットでございまして、この本の原題には「イエズス会宣教師らによる外国宣教に関する教化的で興味深い書簡集」という名が付けられています。

 

恐怖の回顧の路の先に生まれた気品あふれる優雅な空間...。

クレバスエフェクトで肝を冷やした後は、マリー・アントワネットの愛蔵書を眺めながら優雅な雰囲気に浸って心を休めてくださいね:*・゚(*ゝ∀・).:

 

 

MA たむ

 

aji-sai☆

こんにちは!ジェイです。昨日から梅雨に入ったそうで、今日は日中、本当に梅雨かと思うほど天気が良かったのですが、夕方になって雲行きが怪しくなりました・・・傘持ってない~どうしよう!!雨降ってたらダッシュで帰るしかないですね。

 

梅雨の時期の唯一の楽しみといえばアジサイですよね。当館に隣接するシーボルト・ガルデン。アジサイは無事咲いているか、ちょっと覗いてみました。

 

様々なアジサイがありますが、今特に花盛りなものをピックアップ!

 

①クロジクアジサイ

 

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古い新種で、19世紀のイギリスの園芸書に記載がある。花はピンク色からやや青い。

 

②ベニテマリ

 

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ヤマアジサイの手毬型の品種。"ベニ"という名前だが、花が赤くなるのは終わりの頃。

 

③コアマチャ

 

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ヤマアジサイの品種。乾かすと甘くなる。甘茶の材料として知られている。

 

④白花

 

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江戸時代にあったと思われるが、文献などに記録は残ってない。

 

そして最後に、最近お問い合わせが多いので、こちらの写真も。

 

 

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シーボルトガルデンに佇むこちらは、東京藝術大学出身の新妻篤氏による『午後のBGM』です。

 

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シーボルトガルデンでは東洋文庫賞を受賞した作品を展示しており、毎年作品が変わる予定です。ちなみにこの男性像は自画像だそうです。アップにしてみると、真面目そうな青年です。

 

シーボルト・ガルデン、これからますます見ごろになりそうですね!

 

MAジェイ

TO YOU!

梅雨入りだそうです。

つゆ・・・・つーゆー・・・

ふう・・・

ため息が出ちゃう・・・女の子だもの・・・(ρ_;)・・ぐすん

 

4月の春雨のブログでも申しましたが、私のの子、雨があまり好きではございません。

まだ太陽の下で駆け回りたい年頃です・・・。

というわけで、この湿っぽい季節を大好きな食べ物の話題で乗り切ろうと思う次第です!

 

汁物のお料理は美味しいが、梅雨は憎い!

というわけで、本日は憂いのアジア「つゆ」料理紹介です☆

(デジャヴ・・と思われた方はMAブログマニアですね。)

 

まずは大大大好きなタイ料理から、こちら!

トムヤムクン(ต้มยำกุ้ง

  くんとむやむ.jpg

 

すっぱ辛くてうんま~!o(゚▽゚o)(o゚▽゚)o

食べたいYO!!

「トム (ต้ม)」は煮る、「ヤム (ยำ)」は混ぜる、「クン (กุ้ง)」はエビのこと。だそうです。

 

つづいて、ベトナムのフォー(ph

ふぉー.jpg 

 

うって変わって、優しいお味♡

お米の麺・・う~ん!癒されるなあ・・・(●´ω`●)

 

最後に・・・日本人ならコレやろがぁ!(はお茶漬けだけど・・・)

味噌汁!!

おみそしる.jpg 

 

好きすぎる!最強すぎる・・・!

シンプルこそ至高の味!日本人は黙って豆腐の味噌汁だ!

海外に行くと必ずと言っていいほど味噌汁シックになります(`・ω・´)キリッ

 

梅雨も味噌汁も全部ひっくるめて日本なんだなあ~。I LOVE JAPAN!

そんな気持ちでサッカーW杯アジア最終予選も応援しなきゃ!

梅雨よ、嫌いとか言ってごめんねm(o・ω・o)mゴメン

 

今晩もお味噌汁いただきます♡

 

MAのの子

アレって・・・

≪体験者A≫ 

アレとの出会いは突然でした。日常はただ淡々と過ぎていきます。「行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」と鴨長明さんはおっしゃいましたが、日々の生活はまさにそれです。あらゆるものが超高速スピードで流れ去ってしまって、目で追うことも流れていく感覚を捉えることもできません。そんなことを考えていると、なんだかひどく侘しい気持ちになります。

 

しかし、規則的な水の流れにも石を投げると大きな波紋が広がるように、アレとの出会いは私の心を波立たせたのです。

 

そう、アレとの出会いは突然でした。

 

 

  2012-01-16 03.27.42.jpg

ぴぴ:これ何か知ってますか??

 

体験者A:??? 何でしょう? シュシュにも見えますが・・・。

 

ぴぴ:これはですねえ。こうするのです。。

 

2012-01-16 03.27.55.jpg  ⇒ 2012-01-16 03.28.07.jpg ⇒2012-01-16 03.28.20.jpg

  2012-01-16 03.28.29.jpg ⇒ 2012-01-16 03.28.39.jpg

 

 

その姿を見た瞬間、電流が私の脳からつま先まで一気に駆け抜けたのです。

 

体験者A:何なんですか?何なんですか?この形!!!この動作!!!すべてが完璧です!!!アフロディーテさへ嫉妬する美の極地!!!!

 

ぴぴ:これは一度やるとやめられない代物なのでご注意ください。

 

そう言われたらやらずにはおれません。

 

くるくる。。くるくる。。。くるくるる。。。。単調な動作が延々と続きます。しかし、止めない、、、否、止められない。手にぴたっと吸い付いたかのような感覚で、自分の意志ではどうすることもできないのです。しかも回せば回すほど心はだんだん平らかに、まんまるになっていくのが感じられます。これはあれでしょうか。1度回すと経を1回唱えたことになるというチベット車の化身なのでしょうか。それともこれ自体がほとけ様なのでしょうか。ぴぴはほとけ様の御使いなのでしょうか。

思えば人の身は仮の姿で、私たちは生まれては死に、そしてまた生まれると言います。輪廻転生・・・・アレは仏教の真理を具現化させたものなのかもれません。

 

体験者A:観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中 無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界 乃至無意識界 無無明亦 無無明尽・・・・

 

・・・・うっかり解脱を試みてしまいました。すごい吸引力。「アレを侮るなかれ」。。

というわけで、街でアレに出会ったら、皆さまもくるくるさせてみて下さい。

 

 

 

ぴぴ ブログ4.jpg:今回のブログは結局なんの話だったんですかね?

 

体験者A ブログ 2.jpg:すごい複雑な折り紙をみた時の話です。

 

選抜総選挙!!!

 

こんにちは♪

ぴぴです。

 

昨日は某アイドルグループの総選挙の日でしたね❤

 

帰宅時間帯に電車の中でワンセグを見ながらニヤニヤしている不審な女がおりましたら、それはワタクシです。申し訳ございません。

総選挙の生中継をワンセグに噛り付かんばかりに凝視しながら電車に揺られておりました。

まさに至福の時間。ありがとうございました。

選抜メンバーに選ばれた子もそうでなかった子も、みんな頑張ってほしいですね☆

 

ところで、東洋文庫の蔵書の中から選び抜かれた選抜メンバーたちが居並ぶ当ミュージアムの展示品たちも、昨日から顔触れが少々変わりましたのでご紹介いたします。

そう、国宝その他数点が展示替えとなったのであります。

 

まずはこちら、国宝『春秋経伝集解(しゅんじゅうけいでんしっかい)』です。

☆DSCF0922.JPG   DSCF0921.JPG  

こちらは、孔子が編纂したとされる古代中国の歴史書「春秋」とその注釈書である「左伝」を一つにまとめたものに、さらに注釈がつけられたものです。

平安時代後期に書写されたもので、文字のまわりに日本語による読み方を示した訓読点などが付されているのをご覧いただくことが出来ます。

詳しくは当館にて実物と解説をじっくりご覧ください (*''*)

 

続きまして、美しい浮世絵のご紹介でございます。

今回展示されるのは、

喜多川歌麿の「高島おひさ」と「金魚遊び」という作品になります。

☆DSCF0926.JPG     ☆DSCF0925.JPG

前回までは桜咲き乱れる御殿山の情景などをご覧いただける作品が展示されておりましたが、季節はもうすぐ夏!という事で、

今期は涼しげな作品が2点顔をそろえて、皆さまをお待ちしております。

 

うちわも金魚も、その透け感が涼やかなお着物も、すべてが爽やか日本の夏!!といった感じですね☆

寛政の三大美人「高島屋」の看板娘おひさちゃんも、黒の衣装がキリッと素敵です

( '^*)^☆うふっ♪

東洋文庫ミュージアムの選抜メンバーの中でのワタクシの推しメン(※「イチ推しのメンバー」の略。)はこの子で決まりであります!

 

それでは、みなさまのお越しをきゃわいい江戸美人さんたちとお待ち申し上げております。

 

今回の企画展「東インド会社とアジアの海賊」も残すところあと2週間ほどです。

624日(日)までとなっておりますので、ご来館予定の方々はご注意くださいませ☆

 

 

MAぴぴ

『諦めるな、替えるまで』

東京にも梅雨の足音が近づいてきた2012年6月某日

曇りとも晴れともつかない重い空気が ここ、駒込に立ち込めていた・・・・。

 

『東洋文庫ミュージアム』 昨年の10月にオープンしたばかりのミュージアムだ。

毎週火曜日は本来なら休館日で物音すらしないが、今日に限っては文庫員O崎の焦ったような靴音が朝から鳴り響いていた。

 

「マスキングテープ、持ってきました!!」

彼女はいつも柑橘系の果実のように溌剌として、こちらの湿っぽさを吹き飛ばしてくれる。

しかし、一連の作業で一段と神経質になっていた私は、顔も上げずにそれを受け取った。

 

「これで耐えてくれっ!」

祈るような気持ちで台紙にマスキングテープを張り付けた。

 

『東アジア図』は今回の展示替えの中でも最も重要な展示品の一つだ。

この地図は18世紀イギリス東インド会社の活動を知る上で欠かせない史料となっている。

私たちは打ちひしがれていた。

1メートル以上もあるその巨体は何度台紙に張り付けても、自らの重みで接着部分を突き破ってしまう。

額縁の中で傾いたその姿は、海岸に打ち上げられたクジラにも似ていて、恨めしそうに私たちの前に立ちはだかっているのだった。

 

もう何度この作業を繰り返したのだろう・・・何時間経過したのだろう・・・。

日の光の当たらない展示室では体内時計など役に立たない。

私の鬱々とした様子のせいか、心なしかO崎の表情が硬くなっていた。

・・・情けない。何をやっているのだろう。

 

いつも通りやっていたのではこの強敵には勝てない・・・!

O崎の持ってきたテープを何重にも貼り付け、額縁に収まるギリギリの厚みを探った。

そろそろもう限界だ・・・。これでダメなら今回、『東アジア図』の展示は諦めよう・・・。

 

誰が言うでもなくそんな空気が流れはじめ、マスキングテープに一縷の望みを託して額縁を壁に掛ける作業に取り掛かった。

 

天井から伸びる四本のワイヤー。

一つ掛ける度にギシッと音を立て、その重みを改めて思い知らされる。

四本のワイヤーは見事に重みに耐えてくれた。

私は『東アジア図』に傾きがないか注意深く観察した。

「よし!」

その瞬間O崎の太陽のような笑顔が目に飛び込んできた。

「やったー!!お疲れ様です!!」

私は自分の責務を果たしたこと、何よりいつもの元気な彼女を取り戻せたことに充実感を感じていた。

 

あじあず.jpg

 

展示室を出ると外はすっかり晴れ、ミュージアム全体に差し込んだ西日が私の目にまぶしく映った。

今夜はダブルだな・・・。

西日はウィスキーの色に似ていた。

 

 

 

展示替えには毎回ドラマがあります!

今回ご紹介した『東アジア図』は本日から6月24日までの展示となります。

その他も展示替えした部分がございますので、是非お越しください(^v^)

 

MA のの子

 

展示替えです!

こんにちは、MAねえさんです。

本日のガイドツアーは、タムさんが担当されました☆★★☆

2回目とは思えない落ち着きっぷりと知識!

ねえさんは来週ガイドを担当するので、今からドキドキです...

タムさん、ガイドが上手くなる方法教えて下さい。

 

 

DSCF0724.JPG

 

(ガイドをしながら「少年よ大志を抱け」のポーズをとるタムさん)

 

 

 

本日は1か月に一度行われている展示替え前の最終日です。

国宝『毛詩』と浮世絵『錦織歌麿形新模様 うちかけ』は、本日までの展示となります。

 

66日(水)からは、国宝『春秋経伝集解』、浮世絵『高島おひさ』を展示します!!

あ、『高島おひさ』...美人ですよ。うふ❤

こちらの作品は、企画展「東インド会社とアジアの海賊」最終日624日まで展示する予定です!

 

 

みなさま、【初夏の六義園~さつきと和のあじさいを楽しむ~】

http://www.tokyo-park.or.jp/event_search/detail/e_search_dt000772.html

と合わせて、再度東洋文庫ミュージアムへいらっしゃってはいかがでしょうか♪

 

 

MAねえさん

 

 

先週日曜、突然ミ〇タードーナツが食べたくなった私とジェイさんは、千駄木にミ〇タードーナツの店舗があると知り、勤務後に歩いて千駄木までむかったのであった...

 

東洋文庫から千駄木までは約25分。スマートフォンの地図アプリを頼って住宅街を突き進むと、

なんと高級住宅街が...3階建がふつう(そして面積もすごい)で、もっとすごいと4階建の豪邸まで...

ヤシの木が生えている家もあり、アメリカンサイズの家々に驚愕しつつ歩いていると千駄木に到着。

 

おめあての〇スタードーナツで、お土産のドーナツを買ったあとは、千駄木駅の近くのうどん屋さんで

肉うどんをたしなみました。千駄木には二人とも初めていったのですが、おしゃれなカフェやごはん屋さんが立ち並んでいました。駒込もオシャンティな街ですが、千駄木も負けず劣らずオシャンティ―。

東洋文庫ミュージアムに立ち寄った際は千駄木まで歩いてみるのもどうでしょう?

約2kmのお散歩でした。

 

いも野

 

とてもいいお天気です。

 

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さわやかな風に誘われ、

  やわらかな木漏れ日の中、知恵の小径を抜けると・・・

 

   2012-01-10 01.21.00.jpg

 

 

シーボルト・ガルテンには、

  すずめが遊びに来ていました。

 

 2012-01-10 01.17.07すずめ拡大.jpg

 

ひなたぼっこが心地良さそうです。

 

 

モンシロチョウもお見かけしたけれど、

  残念ながら写真に収められず・・・。

 

でも、マルコ・ポーロにいました。

  白貝製の可愛らしい蝶々です。

 

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皆さまの食卓にいかがでしょうか?

 

 

MA シャーロット

こんにちは♪

 

おととい、我が家のおふろ給湯器が突如故障してしまったMAぴぴです。

昨日修理に来てもらい、やっと湯船にはつかれるようにはなりましたが、いまだシャワーは冷水。

「気が利きすぎて間が抜ける」我が家の給湯器さん、最近暑くなってきたからって、いきなり冷水はいじめです。

いじめ、カッコ悪い。

 

ぴぴは髪が長いのでシャワーを使える使えないは死活問題であります・・・。

早く元気になってね、我が家の給湯器さん☆

 

 

さて、

本日は皆さまに東洋文庫オリジナルグッズの限定販売についてお知らせいたします♪

 

皆さまも良くご存じの通り、去る522日に東京の新名所「東京スカイツリー」さんが開業されましたね \(~~)Уイェーイ!

 

ところで、その東京スカイツリーの第一展望台に江戸時代の絵師、鍬形恵斎によって描かれた

『江戸一目図屏風』という屏風のレプリカが展示されていることはご存知でありましょうか。

 

こちら、スカイツリーからの眺めがこの屏風の構図と酷似しているということで展望室に展示されているそうなのですが、

この『江戸一目図屏風』の原型として制作された、鍬形紹真の『江戸名所之絵』版刻図の縮小版が、我らが東洋文庫に所蔵されているのであります。

 

そこで!

このたび東京スカイツリーの開業に伴い、

東洋文庫オリジナルグッズとして、この『江戸名所之絵』ポスター(A2四つ折り)30部のみ限定で販売させていただくことと相成りましたo(@^◇^@)oワクワク

 

限定です!限定商品なのです

こちらアンティーク商品でありまして何とも言えないお洒落な風合いのポスターとなっております

ぜひ一家に一枚!

 

これを持ってお出かけして、スカイツリーの展望台で東洋文庫の『江戸名所之絵』ポスターと『江戸一目図屏風』レプリカ展示と実際の情景とを見比べちゃうなんていう乙な楽しみ方をしてみたいものですね☆

 

そんな『江戸名所之絵』ポスターをご購入いただけるのは

東洋文庫ミュージアム受付のみでございます!(*''*)

 

また、ミュージアムショップ「マルコポーロ」の店頭にはございませんので、

直接受付にお申し出ください

 

そう、こちらの商品はこの情報をご覧になっている皆さまだけがご購入頂ける超☆限定商品なのであります。

 

ただ、

こちら超☆限定商品につきお取り置きは出来ません

また、お一人様一枚限りの販売とさせていただきます。

鍬形紹~1.JPG

このマニア心をくすぐりまくる限定商品『江戸名所之絵』ポスター

ぜひお買い求めくださいませ(*^^*)

 

※商品は無くなり次第販売終了いたします。

 

詳しくは当館のホームページで↓

http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/cat262/post-9.html

 

MAぴぴ