Dear◯◯◯

ハロウィンも終わり、いよいよ11月がスタート!
イルミネーションが始まったりと、本格的に冬の訪れを感じます。
イルミネーションの始まりとともに、やってくるのがクリスマス(*´∀`*)(*´∀`*)
かおりんは、キラキラ輝くオーナメントがたっぷり飾られるこの時期、街中がとっても華やかになり大好きです♡♡
幼い頃から、もちろんクリスマスは大好きでした!!
でも、「綺麗なイルミネーションにうっとり!」というより、クリスマス会が何よりも楽しみでしたが。。。
「クリスマスプレゼントには◯◯が欲しいです」と、サンタさんにお手紙を書いたりして。。。


そうそう!東洋文庫が蔵書している貴重書の中には、偉人たちが書き残した多くの手紙もあるんです!
本日は、その中の1つ「ラフカディオ・ハーンとチェンバレンの往復書簡」をご紹介いたしましょう。



  


ハーンは、明治時代に活躍したアイルランド出身の日本文学の研究者・作家です。
一方のチェンバレンは、イギリス出身の日本語研究者です。日本の和歌についての解説書や『古事記』の英訳をしたことで知られています。
チェンバレンは、ハーンが来日する17年前の1873年、日本にやってきました。ハーンは、チェンバレンが英訳した『古事記』を読んで、日本に憧れを抱いたとも言われます。
来日間もないハーンが、当時、帝国大学文科大学で教鞭をとっていたチェンバレンの紹介により、松江中学で職を得たことなど、二人の間には交友がありました。また「日本観」について論争を繰り広げたこともあるようです。
そんな彼らの間には、334通にものぼる自筆の手紙が残されています。東洋文庫は、その中の128通(期間は1890―96年)が保存されています。



  


ハーンがチェンバレンに宛てた書簡には、「チャンバレン君」と書かれていたりします。往復書簡上に記された文字に目をこらしていると、二人がどんな人物だったのか想像できるような気がします。
お手紙の他に、当時の郵便局の日付印が押されている封筒もご覧にいれていますので、合わせてお楽しみください。

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