ベトナム陶器、再入荷のおしらせ!

ショップの人気商品である、ベトナム陶器。年末にどっと売切れてしまい、商品棚が寂しい様子でしたが・・・本日ついに再入荷いたしました!

まずは、「染付」シリーズ。
★「染付」とは、白磁にコバルトで絵付けを施した磁器のことで、中国では青花と呼ばれます。15~16世紀のベトナムでは、黎王朝のもと、中国・明王朝の景徳鎮窯の青花磁器の影響を受けたやきものが作られるようになりました。これがベトナムの染付です。これらは江戸時代の日本に伝わり、「安南陶」「安南染付」と呼ばれて親しまれました。白と青の対比がはっきりしており、鋭い印象の中国・景徳鎮窯の青花磁器とは異なって、ベトナムの染付は、やさしい色合いで動植物の絵柄が描かれており、素朴で温かな印象を与えます。

 
龍門皿 740円
ぼたん柄皿 890円


湯呑み 630円
小きゅうす 840円
小ちょこ 210円


耳付碗 740円
とんぼ柄小鉢 630円


つづいて、「紅安南」シリーズ。
★「紅安南」とは、赤茶色をした陶土に白釉をかけ、唐花草や鹿や牛、鳥などの文様を手馴れた筆使いで描く、ベトナムのやきものです。「安南」とは、7世紀に中国・唐王朝が現在のベトナム北部を支配するために国境付近に設置した、安南都護府に由来します。ベトナム北部では当時から質の良い陶土が多く採土されていたそうで、この地域の陶磁が日本に渡ってきたのは、南蛮貿易が行われた安土桃山から江戸時代のころでした。千利休などの茶人たちは安南焼を茶道具として珍重し、賞玩していました。


そばつゆ入れ 630円
そば猪口 840円


小皿 440円
小皿付きれんげ 440円


おまけに、「青磁」シリーズも。
★「青磁」とは、青磁釉を施した磁器または炻器のことです。透明感のある青緑色の磁器で、紀元前14世紀頃の中国・殷王朝が起源とされます。ベトナムに伝わってきたのは、李王朝が建国された11世紀頃といわれています。


小鉢 840円
水差し 630円

どれも素敵でお求めやすい価格ですので、ショップにお立ち寄りの際はぜひご覧くださいませ(^^♪

MA コウ

最近のブログ記事