ウォルタースの見た東洋とは?!

こんにちは♪MAかおりんです。
突然ですが、
私は昔から綺麗な食器を見るのが大好きなのですが、皆さま『Franz』という食器メーカーをご存知ですか?
『Franz』は2002年に台湾で設立されたばかりですが、夢のような世界を表現したデザインとクオリティで、すでに世界中から注目を浴びています。『Franz』の特徴は、動物やお花など自然をモチーフとし、それを大胆に表現している点です。見ているだけでうっとりしてしまいます!

   

お気に入りは、イルカの親子が描かれているカップ&ソーサー♡


ちなみに、コウさんのイチオシはペンギンのようです・・・



いつの日にかコレクションしたいものです・・・


そんなかおりんがオススメしたい展示はこちら!

『ウォルタース蒐集東洋』です。

本書は、アメリカの資産家W.T.ウォルタースが集めた中国の陶器を分類・解説を付けたもので、アメリカで最初の本格的な陶器解説書として大変有名です。ウォルタースの命により、英国領事館の医師で中国学者であったS.W.ブッシュは『陶説(陶器書)』を翻訳します。それを基に、中国景徳鎮の陶器116点の彩色リトグラフ(版画の一種)と300点の白黒写真が収められています。


今回は、エンカウンターヴィジョンにてご紹介しております。




表紙には、龍が施されており豪華な作りになっています。こちらの龍は、五本の爪をもち、頭に二本の角をはやしています。中国皇帝を表しているのでしょうか??
皇帝と景徳鎮は、深い関係を持っています。「景徳鎮」は磁器作りの命ともいえる純白の粘土 カオリンと燃料用の薪に恵まれた自然環境によって、漢の時代から磁器作りの町として栄えてきました。その透き通るような白磁は、歴代の皇帝をも魅了してきたのです。とりわけ、北宋の景徳年間の皇帝 真宗は、景徳鎮を大層気に入り、陶器の底に「景徳年製」と記すよう命じたほどでした。

  
『ウォルタース蒐集東洋』には、どれも色鮮やかで、とても美しい陶器ばかりが掲載されています。
「皇帝が愛した陶器はどれかな・・・」と考えたりして・・・
時が経つのを忘れてしまうほど、見入ってしまいます。

 
親子が描かれたこちらのお皿は、母親の優しさが伝わってくるようで、お気にいりの一枚です(*´∀`*)(*´∀`*)


でも、

黒を基調とし綺麗なお花が描かれたこちらの花瓶も素敵です! (*´∀`*)✿


皆さまもお気に入りの1枚を探してみてくださいね。

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