雪再び!!!

先週土曜日に引き続き、本日も雪日和ですね!!!MAみゃもです!!!
東洋文庫の庭園、シーボルト・ガルテンはまたまた真っ白になってしまいました。
午後からさらに大雪になる見込みとか…
皆さま、お気をつけ下さいませ!!!


さて、「雪」をテーマに何か面白いネタはないものかと色々考えていたのですが、
せっかく『仏教展』を開催しているので、「雪」と「仏教」、何か繋がらないかしら?と思い立ちました。


そこで調べてみたところ、「雪」には仏教用語の異称があるということがわかりました!

「雪」は仏教用語では「天花」もしくは「天華」とも言われるのだそうです。

「天花」は「天から降る花」という意味があり、また、「天上界に咲くという霊妙な美しい花」という 意味もあるのだとか。


なんとも美しくて神秘的な異称ですね.。゜+.(´▽`)。+.゜+・

そういえば、瀬戸内寂聴さんが作詞をした「ある真夜中に」という歌があるのですが、
この歌の冒頭に

花びらになって降ってきた
花びらは舞いながらささやいた
雪になって 雪になって…


という歌詞が出てきます。
これもやはり「天花」の意味合いを込めているのでしょうか。
(「ある真夜中に」、歌詞も曲(作曲:千原英喜)も素晴らしい歌です。NHK全国学校音楽コンクールの課題曲にもなりました!私は大学で所属していた合唱団のコンサートで歌わせて頂きました☆)


そうそう、これは仏教とは関係ないのですが、雪に関する用語といえば「雪月花」という言葉もありますねぇ。
「雪月花」は雪・月・花という自然の美しい景物をあらわす言葉で、
白居易という中唐の詩人が書いた詩「寄殷協律」の一句、

「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」

からきているのだそうです。

日本語での初出は『万葉集』に残る大伴家持の歌で、

「雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛しき子もがも」

という歌があります。


やっぱりいつの時代、どんな場所でも雪が降ると「綺麗だなぁ」「花びらみたいだなぁ」と空を見上げていたのですね(o´∪`o)

しかし、度を越した雪は私達を苦しめます…交通機関を麻痺させたり、雪で家や車が埋まってしまったり、停電が起こったり…

天から舞い降りる可愛い花びらのままでいて欲しいものです!!!
豪雪にならないでーーーー(>人<)どうかどうかお願いだーー!!!!



MAみゃも




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