くるくるくるくる

こんにちは!
連休明けですが、皆さま如何お過ごしでしょうか???
私のGWがどうだったかと言いますと、通常通り東洋文庫に出勤しておりましたので連休にはならず、ごくごく普通の生活をしておりました!連休ってなんだー!
何か特別なことがあったと言えば、大好きなバンドのライブへ行き、爆音に包まれながらハイテンションで腕を振り上げ飛び跳ね踊り狂ったことぐらいでしょうか!楽しかったー

それ以外のGW中の休日はほぼ家に引きこもっておりまして、
映画のDVDを借りてきて観たりしておりました。

その中で特に印象に残ったのが

『落下の王国』(原題:The Fall/2006年製作)
です。



なんと、衣装デザインは日本人の方なのです!
石岡瑛子さんというデザイナーの方で、北京オリンピック開会式の衣装デザインも担当されていました。
割りと最近だと、映画『白雪姫と鏡の女王』の衣装デザインなどを担当されている方です(^u^)
2012年に亡くなってしまったのが本当に残念です…もっと色々な衣装を見たかった…(;;)


ざっくりとしたあらすじはこんな感じです。

舞台は1915年のロサンゼルス。
オレンジの収穫中に木から落ちて腕を骨折してしまったルーマニア移民の幼い少女、アレクサンドリアは、ある日ひょんなことからロイという男性に出会います。
ロイは無声映画のスタントマンをしていたのですが、撮影中に大怪我を負ってしまい、足が動かなくなっていました。
病室で出会った二人ですが、ロイは少女に「作り話」を聞かせ始めます。
それは山賊達が繰り広げる【愛と復習の物語】。
アレクサンドリアはその物語に夢中になり、ロイに心惹かれていくのですが、ロイがアレクサンドリアにお話を聞かせるのには、
ある理由があったのでした…。

物語を通じて、アレクサンドリアとロイは心を通わせていきます。
アレクサンドリアちゃんの超超超愛くるしい演技にも注目して頂きたいのですが、
やはりさらに見て頂きたいのが、ロイの「物語」の世界に登場するキャラクター達の衣装!
そして物語の舞台となる世界遺産の数々!!!
衣装はパキッとした赤、黄、緑などの原色カラーで、すごーーーくカッコイイ!
民族衣装にファンタジーの要素を加えたような、独特の衣装になっていました。
山賊に連れ去られるお姫様の衣装が特にお気に入りです☆
蓮の花をモチーフにした衣装…花びらの帽子に、扇子(?)の仮面のようなものが本当に独特でした。
是非DVDを借りてその目で見て頂きたい!!


そしてこちらをご覧ください!




画像上部を見てみると…


おや、これはまるでメヴレヴィー教団のセマー(旋舞)ではないですか!!





メヴレヴィー教団または旋舞教団はイスラム教のイスラム神秘主義(スーフィズム)の教団の一つで、
中心地はトルコのコンヤにあります。スカートをはいた信者が音楽にあわせてクルクル踊る宗教行為で有名なのです!
「と、トルコ!」と映画を見ながら激しく反応してしまいました(笑)
『落下の王国』では、ロイの物語の中に登場するスペイン山賊とお姫様の結婚式の場面で登場し、
クルクルと美しい円を描いて踊っていました。


そんな不思議な世界観の『落下の王国』、ゆったりしたい午後に是非ご覧ください☆



MAみゃも


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