ガキ大将トルコ人

先日、ゼミでスコットランドの先生をお呼びして講義をして頂く機会がありました。

その方は長崎を調査するために来日していたのですが、まるで日本語が出来る気配がなく、 90分英語を聞かされたわけですが・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わからん。。。



シカゴ大で博士号をおとりになった世話好きの美しく優しい女性の先生が要約を日本語で説明してくれたので、ねたろうはそれをひたすら聞いて満足して帰りました。



もう英語のフィールドなんかで勝負できないわ、と悟ったねたろうは、最近イタリア語の勉強を始めています。

イタリアは食べ物が美味しいし、きれいな観光地も多いし、芸術も音楽も素敵だし、かっこよくて優しい男性が沢山いるしね!
私の知っているイタリア人は、みんな家事もするし荷物持ちもするし彼女さんの世話を何から何までする人ばかりです。(でもたいてい彼女持ち・・・)
浮気症ということとみんな自分のママンが大好きということだけがまんできれば、ぜひオススメ。



ちなみに、イタリア語ではトルコはひどい扱いを受けています。
イタリア語でトルコはturco(トゥルコ)というのですが…

giovane turcoは文字通りなら「トルコの若者」という意味なのに、「ガキ大将」という意味になり、

fumare come un turco は文字通りは「トルコ人のようにタバコを吸う」ですが、ヘビースモーキングを意味し、

parlare turcoは「トルコ語を話す」のはずなのに、「言ってることがちんぷんかんぷん」という意味になります。


イタリア人からみたトルコ人って、がきんちょで意味不明のことばかり言っていていつもタバコ吸っているというイメージ???



ちなみにイタリア文学にはトルコがしょっちゅう出てきます。

13世紀の『ノヴェッリーノ』には、オスマントルコを舞台にした、無断で店の煮物の蒸気を自分のパンに含ませて食べた乞食と、それに支払いを要求する店の主人の争いについての話なんかも出てきます。噂が国中に回ってスルタンが学者を集めて判決を下すのですが・・・・・・

膝を打つ判決は、気が向いたら本を紐解いてみてね。



それにしたってなんでこんなイメージが付いているのでしょうねえ。

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