いつものコーヒー・ブレイクをトルコ風に


みなさまはコーヒーは好きですか?ねたろうは大好きなのですが、飲み過ぎるとお腹が痛くなる人です。分かっていても毎日飲んじゃうんですけど。最近好きなのは、ホットケーキ用のシロップを入れて飲むこと! 寒い日はカフェオレにしてシナモンを入れたりもします。

コーヒーの好みは様々あります。ねたろうの好みは、深煎りでしかもイタリアのエスプレッソなどの強いコーヒー。いつも母が頼むアメリカンは麦茶に思えます。ちなみに深煎りの方が浅煎りよりもカフェインが少ないそうで、苦味と胃痛は必ずしも相関ではないみたいですよ。

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コーヒーの起源というのは、いくつか説があるそうで、有名なのはやぎが食べておかしくなったのをやぎ使いが発見して、修道院に持って行って炒ってみたり煮てみたりしたらコーヒーになったというものです。(いや、最初に飲んだ人は尊敬します。あんな黒々としていて苦い液体を飲み物と考えるなんて。)あともう一つはアラブのスーフィーが山にこもったときに発見し、広まったというもの。コーヒーは日本では欧米の飲み方で普及していますが、アラブ地域でも様々な文化として発展しています。

その1つがトルココーヒー。数年前に友人からおみやげでトルコの豆をもらったのですが、それ以来好きになりました。日本の喫茶店で手軽に飲めるようになればいいのに、と常々思っています。トルココーヒーは粉をそのまま煮るのでとても濃いのですが、コーヒーそのままの旨味を味わえ、とてもボディの強いコーヒーになります。
そんなトルココーヒーを、自宅で簡単に淹れる方法をお教えしましょう。




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用意するカップは、小さいものを選びましょう。エスプレッソよりも気持ち多いくらいの量で飲むものなので、エスプレッソ用カップが適しています。できればソーサーも用意してくださいね。

まず豆ですが、深煎りのものが適しているとされています。浅煎りだと酸味が強くでてしまうかも。そして、トルココーヒーの特徴の1つはその挽き方です。きなこのように非常に細かく挽くため、電動式ミルだと限界があるかもしれません。エスプレッソ用のミルがある人は、それを使ってください。うちには手動グラインダーがあるので、粗いのから細かいのまでお手のもの。

次に、この粉を直接お湯の中で煮ます。煮る際にはジェズヴェと呼ばれる専用の小さい手鍋もあるのですが、自宅にあるミルクパンなど小さめの手鍋でも大丈夫。手鍋に小さじ山盛り一杯(一人分)のコーヒー粉と水50ml(一人分。お湯じゃなくて水がいいです。)をいれます。お砂糖を淹れる人はこの段階で入れてしまってください。甘くして飲むのもとても美味しいですよ。

弱火(できるだけ細い火)にかけ、ふつふつと泡が立ってきたら一度火からおろします。浮いている泡をスプーンですくい、カップに移します。(泡は捨てないでね!)それからまた弱火にかけます。これを繰り返して泡がでなくなったらできあがり。必要以上の粉がカップに入らないよう、静かにカップに注ぎましょう。

ゆっくりくつろいでコーヒーを楽しむ時です。急がずに粉が沈むまで待ち、上澄みを頂きます。甘いリキュールを入れて飲む方法もあるそうで、お好みでどうぞ。

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飲み終わったらもうひとつお楽しみ。トルココーヒーは飲み終わったあとに占いをする伝統があります。ソーサーをカップにかぶせて、カップとソーサーごと一気にひっくり返します。しばらく置いて粉が乾くのを待ち、カップの中に残った粉の形から占います。

カップの下半分は過去、上半分は将来を表すそうで。。。カップの模様を読んでその意味を見ます。ハリーポッターのトレローニー先生の紅茶占いみたい。

天使:幸せが近づいている。
悪魔(角):影響力のある人々に注意すること。危険が近づいている。
猫: 口論が人生を妨げるが少しの期間だけである。
鳥: ニュースがある。
犬: 信頼できる良い友人。信頼できるパートナー。カップの底に近い場合、友人があなたの助けを必要としている。
馬: 気高い。
魚: 経済的ないいニュース。
野生の動物:野心。
顔: 愛する人からの心配。
目: ねたみ。
手: 友情と家族。
指輪:結婚。隙間のある指輪は結婚に問題がある。
鈴: 予期しないニュースがある。
ろうそく:誰かがあなたの成功を助ける。
鍵: 移動する可能性がある。
太陽:パワー、成功。朝日の場合、急な成功。
月: 満月の場合、愛。三日月の場合、宗教的な使命がある。
星: 旅行または投資。

などなど。他にも沢山あるのですが、書ききれないので、 コチラ(地球の歩き方ホームページ)を参考にしてください!


この占いは伝統的には家庭で代々伝わって来たものだそうですが、今では専門にコーヒー占いをする人もいるらしいです。イスタンブールのベイオール地区というところが有名だそうで、もし機会があったら行ってみたいなあ。

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