狙われないミュージアム

皆さまこんにちは!


トルコ展もいよいよクライマックスとなってきました!!

今週末までですよ~!!!お忘れなきようご注意くださいね(・∀・)!



さてさて、私週末にぶらぶらしていましたら、お店で可愛いメモ帳をみつけて買ってしまいました。






最初、名前がわからなかったんですが、カネゴンとかバルタン星人の同じデザインのメモ帳が

一緒に並べてあったので、ウルトラマンの怪獣なんだなあと思って買いました。

気になったので、うちに帰ったあと、調べたらメトロン星人という怪獣だと判明。


さらに気になったので、ウルトラセブンのメトロン星人が出る話を見たんですが・・・

本当に子供向けかと思うぐらい、ブラックな(というか皮肉が効いた)話でした。



北山町という町で、ある自販機で買ったたばこを吸った人が、我を忘れて凶暴化する・・・という事件が

続き、結局それはメトロン星人が宇宙ケシ(人間を発狂させる物体)をたばこに混ぜ込んでたから

なんですが・・・



物語の後半、主人公のダンが犯人を追って、ボロアパートの中に入ると、ちゃぶ台に

座ってお出迎えするメトロン星人が。




(めっちゃシュールで可愛い)


メモ帳の中のこの絵柄はこのシーンだったのか!!と納得。↓







「ようこそウルトラセブン!我々は君の来るのを待っていたのだ。」


そう、メトロン星人は喋れる怪獣なのです。(しかも声がムスカの人の声)



しかもメトロン星人はそこで、自身の地球侵略のための作戦をダンに話します。


「教えてやろう。我々は人類が互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目をつけたのだ。

地球を壊滅させるのに暴力をふるう必要はない。人間同士の信頼感をなくせばよい。

人間たちは互いに敵視し傷つけあい、やがて自滅していく。どうだ、いい考えだろう。」





ムスカの声なので、目を閉じてるとムスカが言ってるようにしか聞こえないんですが、

なにはともあれ、メトロン星人は知的な怪獣だったんですね。

(敵にペラペラ喋ってるっていうのは知的なのかなんなのかよくわからないですが・・・)


結局はウルトラマンのアイスラッガーで背中から切り裂かれ、エメリウム光線を受けて大爆発して

倒されてしまうんですが・・・問題は最後のナレーションなんですよ!




「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。

人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、

 このお話は遠い遠い未来の物語なのです。」





ここまでは、少年少女もなあんだ、未来の話かあ!!良かった!!

例えこの時になってもウルトラマンがいるし、大丈夫だね!!!

と至極健全な感想を抱いて終わると思うんですが、この続きが大変なんです



「え、何故ですって?

 我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから 。」




えええええええええええ!!?そっち!!!?

子供向けなのにパンチ効ききすぎィ!!

平成のヌルい戦隊物しか見ていない私には、刺激が強すぎました・・・


昭和の子供やばくないですか!?

これ見て「あぁ・・・そうだよな・・・最も恐るべきは人間なのだな・・・」と納得できたんでしょうか・・・


おそるべき昭和・・・

この話はウルトラマンの中でも名作中の名作と言われているそうです。

私もウルトラマン初めて見たんですけど、こんな深いとは思わなかった・・・


この後、カネゴンやジャミラの話を見たり、ウルトラマンマックスで再登場したメトロン星人の

話を見たんですが、全部独特の雰囲気が漂っていて結構ハマってしまいました。


でもやっぱりメトロン星人が1番好きです。どことなく可愛いし、知的なところ(?)も素敵・・・


この夏はウルトラマンを全部観たいなあ・・・と思ういも野でした。


最近のブログ記事