うさぎどんと蛙ノ助




皆さまこんばんは!MAでんぷんでございます。

昼間と朝夕の寒暖差が顕著になってきましたね・・・。
朝寒い!!と思って着込んだら昼間暑すぎて、汗をかく始末。
衣替えをしようかしまいか、いっそMAムラ様のように裸族になるべきか・・
いやいや、ありのままに生き過ぎかな。などと考える日々でございます。

そんなでんぷんは先週、京都国立博物館に行って参りました!
京都国立博物館では只今、「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展が開催されているのです!
あの有名なうさぎと蛙を!観ることができる!しかも、全巻!
これは行くしかないと思いまして、大阪の友人の家に転がりこみ、宿泊代を浮かせるという、
少々セコい技を使いまして早速行ってまいりました。
正直、



人多っ!!!!((; ゚Д゚))



これが最初の感想です。
いや、本当に混んでいたのですよ。(;´Д`)っ
事前に下調べをしたので、ある程度混んでいることはわかっていたのですが、
開館30分前に並んでも、既に長蛇の列でございました・・。
そのまま開館後30分程待機したのですが、入場後もさらに、甲巻を観るために30分程並びました・・。
まさか中でも並ぶとは!

この甲巻ですが、鳥獣戯画(正しくは「鳥獣人物戯画」)全4巻のうちの最初の巻になります。
皆さまがよくご存知の蛙とうさぎの絵は甲乙丙丁のうちの甲巻になるのです。
やはり、1番身近なものが人気を博しますね。
甲巻は、専用の独立した部屋があるのです。そこに待機列がつくられるのですよ~。

ちなみに、私が館内から出てしばらくしてから、外で1時間、中で100分前後の待ち時間になっていたようで・・
どこぞのネズミ様の国のアトラクションか・・と思ってしまいました。
でも修理後初の一挙公開ですもんね!仕方ないのかな(ヽ´ω`)


とにかく、行く方はなるべく平日の夕方から夜をおすすめします。比較的空いている時間だそうです。
公式のツイッターもございまして、そこで随時情報を流しておりますので参照すると便利です。(・ω・*)

写真撮影はもちろん禁止ですので、皆さまにお見せできないのが残念ですが、
甲巻はとても綺麗な状態でした。目立った色落ちもなく、はっきりと当時の筆跡を確認することができます。
他の巻と比べますと1番保存状態が良いのではないでしょうか。
立ち止まってはいけないので、瞬きするものか!という心持ちで見て、目に焼き付けました。
また、途中、修理作業についての報告パネルが展示してあるのですが、読んだだけで震え上がる程の繊細な作業でした。
例えば、両面に描かれたものの裏と表をそれぞれはがして一枚を二枚にする作業とか・・
普通なら破れちゃいます。


さて、全てについて感想をのべていくと長々しすぎるので、この辺で終わりにします。
時間と財力に余裕のある方は是非一度訪れるといいかと思います。
もう完全に京都国立博物館の宣伝のようになっておりますが、気のせいです。(* ̄、ゝ ̄)
時間も財力もあまりないのよ・・!!という方は、素晴らしい浮世絵の数々を
東洋文庫ミュージアムで展示しておりますので、是非お越しください。(「・ω・)「 カモン!
所蔵している春画は、初公開なんですよ。(・ω・)b

最近のブログ記事