特別な日にぴったりなもの♡

ここ駒込の街にも、お着物を着た女の子や男の子がたくさん!そう!本日は七五三♡
私もお着物を着て、お化粧もしてもらい、家族とお写真を撮ったことを覚えています。
今年お祝いを迎えられた皆さま、本当におめでとうございます♡





さて、そんなおめでたい日に、皆さまにご紹介したい展示品はこちら!!


嵯峨本の『徒然草』と『百人一首』です。




  



嵯峨本というのは、江戸時代のはじめに京都の嵯峨の豪商が出資・企画・出版した本です。

その大きな特徴は、
1.印刷なのに、まるで筆で手書きしたように美しい文字であること
2.キラキラと輝く絵の具を使って、上質な色紙に絵や文様を印刷していること



ため息が出るほど、細部にまでこだわったお作り♡

当時の最高の技術と贅沢の限りをつくして、手書きの本を越える「究極に美しい印刷本」です(*´艸`*)(*´艸`*)
しかし、コストと手間が非常に掛かったため、約10年と短い期間でしか制作されませんでした。ですので、嵯峨本は幻本とも言えます。




その中でも、特に『徒然草』は贅を尽くした一品!!


    


銀色に輝く文様は雲母(きら)という鉱物を砕いて作った絵の具が使用されているんです。



雲母の絵の具を利用して描かれた作品例


また、本書には印刷が欠けてしまったところには本阿弥光悦が手書きで補っているんです!!
まさに歴史の「現場」に居合わせたかのよう♡♡





そして、もう一冊。『百人一首』ですが、


  


こちらには、雁皮(がんび)という植物から作られた厚紙に胡粉(ごふん)という貝殻から作られた顔料で、雲母模樣を刷り込んだ色違いの紙を使用しています。最高級の装飾と言えます。

このような装飾が施されている『百人一首』は現存しているものが、東洋文庫本のみなのです。




嵯峨本の魅力がたっぷりと詰まった『徒然草』と『百人一首』♡
何度見ても、いつまで見ていても見飽きない・・・
そんな一冊なんです♡

特別な日にぴったりだと思いませんか??


その他にも、『伊勢物語』の嵯峨本もお目見えしています。


  

こちらは、また次回、ご紹介いたしますね(*´艸`*)

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