流行に遅れないように!!

先日、姪っ子ちゃんのお琴の発表会へ行って参りました♪

お家で一生懸命練習している姿を見てきたので、発表会当日は私の方がドキドキしてしまいました!!


アンサンブルでの演奏だったのですが、みんなの息がぴったりで素敵な琴の音色を聴くことができましました。








特に、『デルタ』は本当に圧巻の演奏でした!!



演奏もさることながら、演奏者みんなが生き生きとしていたことも印象的でした。何かに夢中になっている人は、本当にキラキラと輝くものなのですね。



浮世絵にも「お琴を弾く美人」を題材にしたものがよくありますよね(*´艸`*)

現在、公開している『浮世絵続尽』にもそうした美人の姿が見受けられます。





そもそも『浮世絵続尽』とは何かご説明いたしますね。





こちらは、見開き20図からなる墨摺絵本で、只今、公開中のものは現存唯一の初版本なのです。

お琴を弾く美人や、遊女・遊客、香を嗜む武士、舞い踊る若衆たちなど、当代のあらゆる階層の人々が流麗な描線で大らかに表現されています。

これまでの版本の多くは文章がメインでしたが、本書は図面をメインとし、人物を大きく描き出しています。



本書の挿絵は、『見返り美人』でとっても有名な菱川師宣によって描かれたものです。




師宣は、江戸風俗を題材に版本や一枚摺の版画、肉筆画を数多く作成した絵師で大変有名です。特に、一枚絵で鑑賞する版画の形式を確立したことで知られています!



師宣によって描かれた1680年代の風俗絵本を通じて、私も当時の人がどんなものに魅力を感じていたのか探ってみたいと思います♡

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