宗教めぐり

お久しぶりです。ねたろうです。

ねたろうは先日(といっても3ヶ月位前ですが)、神戸に遊びに行ってきました。紅葉の舞い散る風情ある大学で、ピアノコンテストの選考会なのか、あちらこちらの練習室から鍛えあげられたメロディーが流れる空間の中を、時々リストの情熱的な和音やブラームスの艶かしい一節に集中力を持って行かれそうになりながら、ドイツの聞いたことのない学者の話とか、アメリカの読んでもよくわからない前衛的な文学の話とか、むつかしい先生方の研究発表を聞いてきました。


翌日に三宮に遊びに行きました。ここにはお目当てがいくつか合ったのですが、まずは有名な観光地である異人館へ。最も有名な風見鶏の館は、素敵な暖炉や書斎があっていかにも裕福なヨーロッパの家という感じだったのですが、ねたろうが驚いたのは、夕食用のダイニングと朝食用のダイニングが別にあったこと。どうやら1階の空間が公共性が高いというか、お客様をもてなすことを前提にしており、ここに夕食用のダイニングや書斎を配置し、2階は寝室と朝食用のダイニングを配置してプライヴェートな空間にしているようなのです。ねたろうみたいに寝間着のまま朝食とかとっていたのかな。。。



異人館はいくつかあるのですが、どれも急な坂道の上に鎮座しています。お金持ちは馬車とか使ってたのかもしれないけど、毎日自分の足でスーパーに通わなきゃいけない庶民には生活できないですよ、こんな土地。ただ、港が見えるので風景は素晴らしい場所です。書斎から船が到着するのを確認しながら、取引などを行っていたのでしょうか。


次に、お目当ての場所へ。ねたろうは宗教のお勉強をしているのですが、神戸は海外からの移住者が多く、様々な宗教施設があって、見に来たいと思っていたのです。まずは、ジャイナ教のお寺。



通りに普通にあるのでびっくり。白い大理石の彫刻が美しい建物です。1階に簡素な礼拝施設があって、独特のお香の香りに満ちた空間でしばし心を鎮めました。
バラモン教は仏教と同じ頃に発祥しています。その経緯も仏教と似ていて、ジャイナ教の権威を否定し、より合理的で相対的な思想を展開したマハーヴィーラを祖師としている思想ですが、仏教と異なりインドの外には広まらなかったようです。


次にシナゴーグへ。シナゴーグとはユダヤ教の礼拝所のことです。シナゴーグは東京にもありますが、神戸のほうが古く戦前から大きなコミュニティがあります。シナゴーグは自由に入ることはできなくて、中がどうなっているのかは分かりませんでしたが。いつか誰かのコネを使って入ってみたいなあ。

ねたろうはここで写真を撮ろうとして、ジャイナ教寺院の礼拝室にあいほんを忘れてきたことに気づきました。。写真撮れなかった。。。トホホ。


ここでブレイクタイム。有名なスターバックス・コーヒーにいきました。異人館をそのまま使って喫茶にしてしまっています。とても素敵な空間でした。次は素敵な男性と一緒に来よう。頑張ろう。(何を?)



スターバックス北野異人館店


最後にモスクへ行きました。東京のモスクは青を基調にしたトルコっぽい雰囲気があるのですが、こちらは薄いオレンジの建物です。



中の礼拝所を見学させてもらいました。ちょうどたそがれどきで、薄暗い空間に金色の光が差し込み、感動的な空間になっていました。こういうところに来ると、自然と身が引き締まり、心が落ち着きます。

礼拝室を出たところで、スカーフを巻いた女性から声を掛けられ、ちょうど女性のためのアラビア語の勉強会をやるから見てみないかと誘われました。ユダヤ教もイスラム教もそうですが、文字の聖典を教えの中心としており、偶像を徹底的に排除するため絵や彫刻を用いて教えを伝えることはできないので、昔から女性や子ども、身分の上下に関係なく文字が読める必要があるのです。ちょっとおじゃまさせてもらったのですが、ねたろうにはアラビア文字が複雑すぎてわかりません。どこまでが一文字なのかもわからないの。なんで全部つなげちゃうの?

目をしろくろさせながら勉強会に参加していたら、アザーンが放送されてきました。一緒に礼拝をしようと言われましたが、ねたろうはまだよく神がわからないし、新幹線の時間が決まっていたので、遠慮させて頂きました。

神戸の北野周辺には、他にも東方正教の教会や関帝廟など普段見慣れない施設が多くあります。みなさまも近くに行く機会があったら、ちょっと見てみてはいかがでしょうか。

最近のブログ記事