チェンバロのコンサート

こんにちは、ねたろうです。

今日は、チェンバロとヴァージナルのコンサートがありました。
チェンバロやヴァージナルは、ブラウの地図と同様、フェルメールの絵にたびたび出てくるモチーフとして有名です。当時のオランダを代表するモチーフですよね。



朝早くから出演者の方がリハーサルをしたり、調律をしたりして入念に準備をされていました。チェンバロやヴァージナルはピアノよりも天候に繊細なので、弾くたびに調律しなくてはならないそうです。

ねたろうは最近さぼっていますが、小さい時からピアノをやっています。私の先生は好きな曲を弾かせてくださる方だったので、弾くのはピアノの詩人ショパンとかロマン派ばっかりで、特にバロックは小さい頃には魅力に欠ける気がして、あまり興味がありませんでした。

でもね、楽器のせいだったんだって今日わかった。バロック音楽が作られる時代は今のピアノは無くて、チェンバロやヴァージナルが中心でした。ピアノの音に比べて一つの音に様々な音が含まれているので、ピアノのように強弱が付けにくくても、それだけで絢爛な音が出るのです。長年、バロック音楽がなぜバロックと呼ばれるのか、いまいちしっくり来ない部分があったのだけど、今日の演奏を聴いて納得しました。そして、バロック音楽が大好きになりました。チェンバロいいなあ。
会期中は毎週聴けるので、成長した耳で楽しもうと思います。

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