貴重古書×漫画!


突然ですが、皆さまは“漫画”はお好きですか?

私は手塚治虫マニアの母に英才教育を受け、
幼い頃から漫画ありきの生活に浸ってきました…
『進◯の巨人』や『テラフォー◯ーズ』、たまには『アオハ◯イド』も読んだりしています。

日々漫画がそばにないと落ち着かない身の上の私は、MAの休憩室で素晴らしいものを発見してしまいました。
「只今絶賛展示中の『日本奥地紀行』の作者を題材にした漫画だよ♡
 ぜひ暇な時に読んでね♡」
私「!!!!!!」


これが絶賛展示中の『日本奥地紀行』です。
ほうほう…私の中で若干地味なイメージがあった(失礼)展示品が
書かれた過程の漫画か…と手に取って読んでみました。


『ふしぎの国のバード』佐々大河先生作!
明治11年、外国人の旅行制限が厳しく、また北海道がまだ日本人にとっては
未知の地だった時代において、東京から北海道までを旅したイギリス女性の冒険家のお話になっています。
冒険家、イザベラ・バードが日本人通訳・伊藤鶴吉を連れて北日本を巡るお話です。
見たこともない日本の文化にその都度驚き興奮するバードさん。
彼女の姿が日本の文化をまた新しい視点で見せてくれます。

地味だなーと思っていたあの展示品が、この漫画を読むと
とても色鮮やかに映るようになりました。
この一冊の本が書かれるまでに、どれだけ厳しい旅を乗り越えてきたんだろう…
漫画の後に『日本奥地紀行』を見るとそう思わずにはいられません。

「漫画しか読まないから、本しかない東洋文庫はちょっとな~」と
思っているそこのあなた!
東洋文庫のおかたいイメージの展示を楽しむチャンスですよ~!(^ー゚)ノ

しぶ~い展示でも漫画から入るの、ありですよ!(*TーT)b

(通訳の伊藤さんがイケメンなんだよね… 右がバードさんです!)

最近のブログ記事