くじらとジョン万次郎


皆さんはジョン・万次郎という人をご存知ですか?

私は小学校の時に見た演劇でジョン万次郎のことを知りました。
とてもドラマティックな人生を歩んだ人で、
土佐の漁師から遭難してアメリカ船に助けられ、そのまま
通訳や教師として活躍した人です。

当時は今よりももっと英語を話せる日本人が少なかったため、
腕の良い通訳として重宝されるだけでなく、条約締結を影から支えた人物
とも言われています。

そんな彼を助けた側の日誌がこちら!



これはジョン万次郎を助けたアメリカ船の船員が書いた日誌です。
捕鯨船だったため、くじらの落書きがあります。
ムキムキの船乗りが書いたんでしょうか… かわいすぎる。

ジョン万次郎の本名は中濱万次郎。
ジョン万次郎とは井伏鱒二の小説からとって後世で呼ばれるようになった
いわばあだ名だそうです。

ジョン万次郎ってどこから取ったんだろう…?
と不思議になりませんか。
このジョン万次郎というのは、「ジョン・ハウランド号」という捕鯨船の
名前から取ったそうです。
(それにしてもジョン万次郎って…エリザベス花子みたいな…
 名前+名前じゃないの…)

ジョン万次郎の伝記は波乱に満ちててとっても面白いです。
おすすめします。

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