突然ですが!『アルプス一万尺』という童謡をご存知でしょうか?


アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さぁ 踊りましょ ランラララララララ~ランラララランラ~
ランラララララララ ラララララ~ラ~

こんな感じの童謡です(*^▽^*)
私は小さい頃に手遊びに乗せてこの歌を口ずさんでいました☆
(歌詞は29番まであるそうなのですが、私は1番しか知りませんでした(゚д゚)!)


実はこの童謡と深~い関わりを持つ出来事があるのです!


それが、『ペリー久里浜上陸』!!!


ではこちら、東洋文庫ミュージアムで現在展示中の《ペリー久里浜上陸図》(作者不明・1853年頃)を御覧下さい(*^u^*)





1852年11月、アメリカ大統領より「東インド艦隊司令長官」に任命されたペリー提督は
日本に開国を求めるために出航しました。
そして、翌年の6月に一行を乗せた蒸気船が神奈川県の浦賀沖到着したのでした。
展示している絵巻は、ペリー一行が久里浜に上陸した時の様子を描いています!




この赤い服を来ている大男がペリー提督です。
ペリーの前には子供が2人描かれていますが、この子達が持っている赤い箱の中には
大統領から託された国書と委任状が入っているそうです。

一行の上部には「アメリカ人 久里浜に上陸 惣人数四百余人」と書かれています。


この四百余人の中に楽隊も含まれていて、なんとこの楽隊が奏でていたのが
「アルプス一万尺」だったのです!


なんで「アルプス一万尺」??と思われたそこのアナタ!


お答えしましょう!(`・ω・´)キリッ


「アルプス一万尺」には原曲がありまして、元々のタイトルは「Yankee Doodle」と言います。
これはアメリカの独立戦争時の愛国歌なのです!


Yankee Doodle went to town,
a-riding on a pony;
Stuck a feather in his cap
and called it macaroni.
[ Chorus ]
Yankee Doodle Keep it up,
Yankee doodle dandy.
Mind the music and the step.
And with the girls be handy!


"Yankee"とはイギリス軍がその植民地アメリカの軍隊を指して使った言葉で、"Doodle"とは「まぬけ」といった意味である。(Wikipediaより)
あれまぁ。
こういった内容ではありますが、意図に反して植民地の住民はこの歌を好んだそうで、
アメリカ独立戦争が始まると原曲とは正反対の反英的な替え歌をつくったりして、
様々な場面で愛唱歌として歌ったのでそうです!
そして、最終的には愛国歌となって、今も歌い継がれています。




「小太鼓」「笛」と書かれていますね。(ちなみに赤白のボーダーの旗はアメリカ海軍の旗です。)
小太鼓と笛の音に乗せて軽快な「Yankee Doodle」が久里浜に鳴り響いたのでしょうか。


久里浜上陸時の「音」も想像しながら、是非《ペリー久里浜上陸図》をご覧下さいませ☆



MAみゃも


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