大晦日

来週はハロウィンですね!
っていう一言を書いて、慌てて思い出してハロウィンかざりをしました。ねたろうです。
近年は日本でもハロウィンイベントが定着してきました。ねたろうの地元でも今週末から仮装した子どもたちを見かけるようになりました。いかにグロテスクな仮装をするか、と意気込んでいる方々もいますね。

ところで、みなさまはハロウィンの起源について、ご存知ですか?ケルト地方のお祭りとして有名ですが、この日は大晦日とお盆があわさったような日なのです。

というのも、ケルト地方では夏の終わりとされる11月1日から新年が始まっていたそうで、暗い季節が始まる境目の時に、この世とあの世の行き来が簡単になると考えられていました。この日には神様やご先祖様が帰ってきますが、同時に悪魔たちもやってくるとされ、神様やご先祖様を迎えつつも悪魔たちを追い払うため、かぼちゃを繰り抜いたり火を焚いたりする習慣がありました。仮装していたずらするぞと家々をまわり、お菓子で手懐けられるというプロセスも、この悪魔祓いの模倣なのです。

また、北のケルト地方において、日の短くなる季節は食べ物の確保が難しく、一年一年を生き抜けるかどうかの厳しい季節です。そのため、この日には夏の季節に取れた豊かな食べ物に感謝するとともに、帰ってきたご先祖様や神様に無事に生き抜けるよう守ってくださることを祈願しました。このお祭りには、様々な意味が込められているんですね。

ねたろうも悪魔よけのためにお菓子をたくさん買って、寒い季節を生き抜けるように備えようと思います。

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