こんにちは!MAのばんりです。
昨日と今日1階オリエントホールで、Les fragments de M(レ・フラグマン・ドゥ・エム)の方々によるギャラリートークと製本実演が行われました!
Les fragments de Mは、三人の製本家と一人の箔押し師によるグループです。西洋の伝統的な美術工芸製本である「ルリユール」を現代に継承し、美しい本の数々を生み出しています。
本日は製本技術の歴史や実際の制作過程、製本用の素材などについて、ギャラリートークと実演によって教えて下さいました。
トークは当館の学芸員とレ・フラグマン・ドゥ・エムの皆さんで行いました。
製本は15世紀前後から西洋で行われるようになったそうです。
製本道具いろいろ!!
私がみることができたのは「花布(はなぎれ)」を縫う工程でした!!
花布はヘッドバンドとも言わる部分で、元々は本棚から本を取る時に背の部分の上の方が傷まないようにするための補強として取り付けられていました。やがて装飾としての役割が主になっていったようです。紐の栞がくっついていることも多い部分です。
現在市販されている書籍にはあらかじめ織った布をテープにして貼り付ける方法がよく使われているそうですが、伝統的な製本工程では、本の背の部分に手作業で縫い付けるのです!!
細かい作業だ~~~
装飾の役割が多いということで、この本の花布も緑、赤、白(クリスマスカラー!)のきれいな色の糸で縫われていますヮ(゚д゚)ォ!
実演とギャラリートークは今日までですが、11/3(火・祝)まで1階オリエントホールにてLes fragments de Mの作品展を開催しています!
現代的なモチーフと西洋の伝統的な手法が交差する美しい本の数々、ぜひご覧くださいませ(人´∀`).☆.。.:*・゚
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現在ミュージアムショップ Marco Poloでは、Les fragments de M作成の文鎮とノートを販売中!
文鎮にはルリユールで使用するタンニン鞣しの山羊革を使用しています!
ノートにはアクリルなどによって彩色された染め紙を使っています。本の中見返し部分に使用されることもあるそうで、手作業で色付けされているので同じ柄は1つもないそうです。
ぜひショップでも製本の世界に触れてみて下さい(*´∀`*)
昨日と今日1階オリエントホールで、Les fragments de M(レ・フラグマン・ドゥ・エム)の方々によるギャラリートークと製本実演が行われました!
Les fragments de Mは、三人の製本家と一人の箔押し師によるグループです。西洋の伝統的な美術工芸製本である「ルリユール」を現代に継承し、美しい本の数々を生み出しています。
本日は製本技術の歴史や実際の制作過程、製本用の素材などについて、ギャラリートークと実演によって教えて下さいました。
トークは当館の学芸員とレ・フラグマン・ドゥ・エムの皆さんで行いました。
製本は15世紀前後から西洋で行われるようになったそうです。
製本道具いろいろ!!
私がみることができたのは「花布(はなぎれ)」を縫う工程でした!!
花布はヘッドバンドとも言わる部分で、元々は本棚から本を取る時に背の部分の上の方が傷まないようにするための補強として取り付けられていました。やがて装飾としての役割が主になっていったようです。紐の栞がくっついていることも多い部分です。
現在市販されている書籍にはあらかじめ織った布をテープにして貼り付ける方法がよく使われているそうですが、伝統的な製本工程では、本の背の部分に手作業で縫い付けるのです!!
細かい作業だ~~~
装飾の役割が多いということで、この本の花布も緑、赤、白(クリスマスカラー!)のきれいな色の糸で縫われていますヮ(゚д゚)ォ!
実演とギャラリートークは今日までですが、11/3(火・祝)まで1階オリエントホールにてLes fragments de Mの作品展を開催しています!
現代的なモチーフと西洋の伝統的な手法が交差する美しい本の数々、ぜひご覧くださいませ(人´∀`).☆.。.:*・゚
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現在ミュージアムショップ Marco Poloでは、Les fragments de M作成の文鎮とノートを販売中!
文鎮にはルリユールで使用するタンニン鞣しの山羊革を使用しています!
ノートにはアクリルなどによって彩色された染め紙を使っています。本の中見返し部分に使用されることもあるそうで、手作業で色付けされているので同じ柄は1つもないそうです。
ぜひショップでも製本の世界に触れてみて下さい(*´∀`*)