米国見聞録 博物館編

ワシントン&ニューヨークへ旅をしてきましたウメです。
久しぶりの東洋文庫、やっぱり落ち着きますね。秋の東洋文庫も良いです。

旅行記を書くといくらページがあっても足りないのですが、そのなかでもいくつかのテーマに区切ってここでお伝えしようとおもいます。パンフレット通りではないおもしろエピソードを載せられればと思います。

まずは、博物館編!

スミソニアン博物館をはじめ主要な美術館には一通りいきましたが、私が独断と偏見で選ぶベスト美術館は、、デケデケデケデケ、、、メトロポリタン美術館です!!!!3日通いました!おびただしい数の部屋がありますが、どこの部屋でも作品が最も魅力的に見えるように展示されているように思えました。広い美術館は、途中で「まだあるのかー」と疲れてうんざりしてしまうことがありますが、それを感じさせない美術館そのものの力がありました!

また、初めて知ったシステムだったのですが、メットやMOMAをはじめ入館料が「任意」という美術館が多くありました。これは、「払っても払わなくても良い」というよりは、「値段を自分で決められる」といった感覚でしょうか。「目安」として一応一般・学生・シニアの各料金はあるのですが、実質的な金額は来館者に委ねられているのです。最初はどうしたらよいか戸惑いましたが、来館者自身が自分が博物館で過ごす時間の価値を考え、それに値段をつけるというシステムは、素敵な方法だと思いました。そのようなシステムが成り立つ文化があるということですね。

また、警備の厳しさも実感しました。日本の美術館は手荷物検査をするところさえほとんどないと思いますが、アメリカでは訪れた全ての美術館にありました。また、露出展示されている作品の前に引かれている結界線を少し踏み越えたら大きな警報音が鳴り響きました。(すみません。)日本では部屋の片隅に座っている監視のスタッフがすーーと近づいてくるだけですが、スミソニアン博物館では2人の警備員が注意しに来ました。作品を守ることは来館者を守ることにも繋がります。もちろん治安の違いはありますが、危機意識を持つことの必要を感じました。


書き始めるととまらないですね、また書きます!今日はこのへんで。

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