米国見聞録 人々とのふれあい編

今日も寒いですね。昨日に続き今日も書きます見聞録。
今回は、温かい人々との思い出です。

まずは行きの飛行機の中。おとなりの席に座っていらした方は、ボストンにすんでいらっしゃるとのこと。私は乗り換えのための2時間しかボストンにはいませんでしたが「美術館巡りの旅でボストン美術館へ行かないなんて!」と、ボストン美術館をはじめボストンにあるオススメの美術館・博物館をリストアップしてくださったのです。その大切なリストを持ってまた渡米したいと思っています。

さて、ワシントンに到着しまずホステルへ行き着かなければいけないのですが、地下鉄の駅を出た途端に迷ってしまいました。初めての場所で夜の10時過ぎに地図を見ながらさまよい歩くという危険な状況に焦りつつ、道を聞ける人を探します。しかし、閑散とした夜の街は人気もまばらでした。20分くらい歩き回った時、横断歩道をわたってくる賑やかなおばあちゃん集団が!駆け寄って自分のホステルの場所を聞くと、なんと同じホステルに泊まっているそう。その時は本当にほっとしました。コーラス仲間というおばあちゃんご一行は口々に話しかけてくださり、ロストバゲージ&放浪ですさんだ気持ちがすっかり温かくなりました。

ニューヨークでも地下鉄の駅からホステルまでの道で迷ってしまいました。それほど遠くないはずなのになかなか建物が現れないと思っていると、素敵なご夫妻が声をかけてくださいました。地図を見せて尋ねると、「ああ、知ってるぞ!赤レンガの建物だろ?あっちだよ、あっち。」と得意げなおじいちゃん。「うるさいわね、あなたちょっと黙って」と言い、優しく道のりを教えてくれたおばあちゃん。その後、無事にたどり着くことができました。ニューヨークの危険なかおりいっぱいの地下鉄で元気を失っていまいしたが、エネルギーをもらいました。

初めての国に一人でいると本当に口数が少なくなりがちですが、そこでちょっとしたことでも人とのふれあいが生まれると素晴らしい思い出になりますね。次はどんな出会いがあるのだろうと考えると早くまた旅に行きたくなります。


MAウメ

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