体調のバロメーター

ついに都内で雪が降りました!!!

東洋文庫もその影響を受け…お庭が真っ白に!!!!




急に寒くなったので、体調に気をつけねば…

体調と言えば、最近口のまわりに出来物ができたり、口内炎ができたり… (´・ω・`)
こういうものができると、「不摂生してるからだなぁ」と自分の体調の悪さを実感します。


口内の状態や舌の色は今現在でも「体調のバロメーター」とされていますよね。


実は、江戸時代の医療においても唇と舌の状態を見るのは重要とされており、『唇舌図譜』というものが出版されていました。











今回展示しているこちらは、痘瘡※にかかった人の唇と舌の特徴を図で表したものです。
(※疱瘡:または天然痘。非常に強い感染力を持った感染症の1つ。全身に膿疱を生ずる。)

東洋医学における診察は、
身体の表面上を見る「望」
患者が発する音や臭いを判断する「聞」
患者に症状などを詳しく質問する「問」
患者の体に直接ふれる「切」
という4つの方法を基本としていたそうです。

この基本を踏まえて、当時の人達がとても良く唇や舌を観察し、治療に役立てていたということがわかります。
結構リアルな描写で、見ているとゾワゾワしてきますが…(^_^;)



皆様も体調のバロメーターである「唇」&「舌」によぉく注目して、
くれぐれもご自愛下さいませ~~!



MAみゃも

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