何に効く?

さて。

突然ですが、問題です。


この浮世絵は何のお守りでしょうか????




1)おたふく
2)はしか
3)コレラ


さぁ!どーーれだっ???




チクタク




チクタク




チクタク




チーーン。





正解は、2番!『はしか』です!



浮世絵の右上、青い葉っぱの絵の中に「はしかのまもり」と書いてあります。


この浮世絵は、1862年に歌川芳艶によって制作されました。

近代的な医療が確率されていなかった江戸時代、麻疹やコレラ、疱瘡といった病気は命を落としかねない病として
人々に恐れられていました。

特に、1862年には麻疹が大流行し、1万人以上にも及ぶ死者を出したと言われています。
麻疹の流行に合わせて作られたのが、「はしか絵」と呼ばれる浮世絵でした。

この浮世絵の左端には
「たらようの葉・麦の穂・金柑・柊の葉のうち、いずれかを門口に吊るしておけば麻疹は家に入って来ない」
と書かれています。


おたふく顔のダルマに驚いているのは、擬人化された麦、飼い葉桶、そして金柑です。


麻疹にかかりたくない人に飼い葉桶を被せると、難を免れると言われてたそうです。


有効な治療法がなかった時代、人々はおまじないや、お守りに救いを求めていたんですねぇ…。



私は神社やお寺などに行くと、ついついお守りを買ってしまいます。
救いを求めまくりです。
神頼みばかりの人生さ~~るるる~




MAみゃも


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