出勤時につけていたマスクの跡がいつまでたっても消えなく
肌の衰えという現実まで顔に刻み込まれた感のあるMAムラです。

そういえば、街を歩いているとマスクをつけている人が多いなと感じます。
風邪の時やインフルエンザ・花粉対策に加え、スッピン隠し、防寒等々
最近はその役割も多様化し、身近なアイテムになったマスク。。
「工場用」として粉塵よけに利用されていたアイツが、今やのび太くんの
メガネ並のアイデンティティを確立したのには感慨深いものがあります。


マスクをつけて病気を予防するのは現在展示中の『養生訓』にも
通じる所があるように感じます。
養生訓は貝原益軒が著した生活心得書でして、
病はかからなければ何ということはなく、病にならないためにも
運動やバランスの良い食事を心がけ、体や心を壮健にしましょうと
説いているらしいです。
アノ「医は仁術なり」という有名なフレーズもこの本に出てきます。

予防医学は最近の発想かと思っていたのですが、なんとなんと
江戸時代には既にあった考え方なのですねぇ。。
動物性・植物性油をこよなく愛し、脂肪を欲するのは人間の本能であり
生物の根本的欲求であると開き直っている身としてはなんとも耳が痛い・・・

しかしながら、先人の教え(養生訓)に従い、己の堕落した生活を見なおして、
とりあえず牛脂を食べることとオリーブ油をドリンクと考えるのは
やめようかなと思う今日このごろです。。。

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