佐賀見聞録 驚きの地面編

2回目の佐賀見聞録。本日は有田の町での驚きの発見について書こうと思います。
有田で博物館の方とお話しすることがありました。その時「昔は器の失敗作をどんどんそこらに投げ捨てていたから、今でも子どもが川に入る時は靴を履かないと危ないんですよ」というお話をしてくださいました。投げ捨てた器の陶片が今でもなお川底などに残っているというのです。あちこちにレンガの煙突が見え、橋や公園、トンネルまで磁器に関係した名前になっている磁器の国ですから、そんなこともあるのかもしれないと思いました。
そしてこの後、それを実感することになるのです。町を散策している最中に小川を発見。川岸まで降りることができたので、近づいて川底を見てみました。すると…あるある!石と藻に混ざって陶片がたくさんありました。陶片といっても、高台がついているのが分かるほどの大きさの物もありました。絵柄もはっきりわかり、川の中の器を鑑賞するのは不思議で面白い体験でした。
さらに駐車場や空き地などの砂利(?)にも陶片が混ざっています。写真は空き地の地面を写したものです。お分かり頂けますでしょうか。



電車の本数も東京に比べるととても少なく、車がないと不便とも思っていましたが、歩かないと分からないこともあるのだと知りました。この発見は、旅の大きな収穫になりました。
皆様も是非地球にやさしい旅で面白い発見を探してみてください。
MAウメ

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