エピソード集

雲ひとつない青空、新緑の山、そして心地よい風!!と〜っても気持ちの良い日。こんな日はベランダに出て、アフタヌーンティーをしながら読書をしたいものです。


アフタヌーンティーのおともにして頂きたい(?!)本をご紹介いたします!




外戚事鑑です。

「外戚事鑑」は、中国の明代 第5代皇帝 宣徳帝が、宣徳元年(1426年)4月に作った「歴代の外戚事績集」です。



外戚というのは皇后の親戚のこと
鑑というのは「お手本」や「いましめ」といった意味


こちら、歴代皇后の親戚のエピソード集。
作られた所以は、過去の人物の行いを外戚たちに学ばせようとしたことにあります。

でも何故?
というのも、
中国の皇帝は、これまで何度も外戚による悪業に見舞われてきました。宣徳帝もその一人。
当時、宣徳帝の即位に反対する叔父の漢王 高喣の反乱に頭を悩ましていました。皇族たちにそうした行動を慎むように戒めの意味を込めて「外戚事鑑」が作られたのでしょう。



「外戚事鑑」を通じて、中国歴代外戚の数々の言動とは一体どんなものだったのかを探ってみては如何でしょうか?!

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