歴史的な出来事から一夜あけて・・・

ファッションからグルメまで、最先端がぎゅ〜っと詰まった街、原宿へ行って参りました!!
皆さま、「パブロ」をご存知ですか?!パブロとは焼きたてチーズタルトの専門店。

   
チーズの焼き加減を「レア」か「ミディアム」の二種類から選べるユニークなパブロ。私は「レア」を頂きましたが、チーズのとろとろ感がとまらない!!美味しかったです♩♩



さて、ブログをご覧の皆さまだけに、「科挙の答案の魅力」をシリーズでお伝えしておりますが、
第2回目の本日は、皇帝への敬意の払い方についてご紹介したいと思います。
皇帝から出された問題に対して、受験生が答案を作成するというのが、殿試(最終試験)の試験内容です。
そのため、答案は上奏文の形式がとられました。



答案は、皇帝に対して失礼のないよう「はじめ」と「おわり」には決まり文句を挿入しなければなりませんが、
これ以外にも、やらなければならないお作法があるんですよ!!

   
「皇帝」や「聖徳」といった字が ポンッと上に飛び出ているのはお分りでしょうか?
これは「擡頭」と言い、敬意を払うべき人やモノを表す文字が文章中に出てきた場合に行われる作法の一つです。



例えば「皇帝」。
この字が出てきたら・・・
①改行し、
②文中において通常の各行よりも2字分上から書き出します。
下の方にあると「何だかその方に対して失礼になる」「恐れ多い」と考えられていました。
中国を統治する最も偉い人は「皇帝」ですので、たとえ文字上でも敬意を表わさなければなりません!

擡頭を知って以来、実は私もメールなどで

○○様
  いつもお世話様になっております。

と書いたりしています。皆さまも目上の方へのお手紙で、擡頭を使ってみては如何でしょう?!


次回は、科挙試験の採点の謎に迫りたいと思います。お楽しみに~( *´艸`)

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