先日、映画「ちはやふる」を鑑賞しまして、無性に囲い手の練習がしたくなる日々を送っております。MAハムです。
ちなみに上の句、下の句フルコンボです。
百人一首の物語ではなく、「競技かるた」の物語なだけあって、劇中の「音」もとても素晴らしい作品でした~

主人公と同じく高校生であった時分、原作を読んでいた私は、畳のある柔道場に行く度に友人と競技かるたごっこをしたものです・・・
百人一首全然覚えていないのに・・競技かるたのルールも知らないくせに・・

百人一首は小学校や中学校で覚えたなぁ~という方も多いとおもいますが、この歌、覚えていますか?


「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」


なんとな~く覚えている方、いらっしゃるのではないでしょうか?

 
Wikipedia先生より  

そう!奈良時代の遣唐使の一人、阿倍仲麻呂さんが詠まれた歌ですね!
この方、歴史の教科書の常連さんなのでみなさん聞き覚えがあるのでは?

この阿倍仲麻呂さんって結局遣唐使であったことだけが有名で、どんな人か意外と知らないですよね・・・

実はこの方、日本人なのに中国の役人試験(しかも世界史上最難関)の科挙に合格したトンデモない秀才なのです!

しかも科挙に合格し、皇帝に仕えるようになったあとも、現代でいう国立国会図書館館長のような立場になったり、ベトナムの自治を任されたりと大活躍したそうです・・

加えてお友達には、こちらも教科書でお馴染みの、中国最高の詩人といわれる李白さんもいらっしゃったということです・・・

すごすぎて、もうなにを言っているかわからないですが、ありのまま調べたことを書きました・・・

そんな日本のスーパエリートが見事通過した中国の役人試験「科挙」
の実際の答案、しかも最優秀答案が現在東洋文庫ミュージアムで公開されています!

科挙の答案については、当ブログでも魅力をお伝えするシリーズを更新しておりますので、そちらもぜひご覧になってみてください~

最近のブログ記事