絶賛反抗期中!! イエーイ( *´艸`)

この春、高校1年生になった姪っ子ちゃんに「あーちゃん(姪っ子の呼び名)は反抗期もなくいい子だな♡」と話すと、彼女からかえってきた言葉は「絶賛反抗期中ぅ!イエーイ!!」というものでした。
思わず大笑いしちゃいましたが、素直ないい子に育ってくれたことをとても嬉しく思った瞬間でした。
※おばバカをどうぞお許しください。



さて、5月の中旬より科挙の答案の魅力をシリーズでお送りしてきましたが、第3回目の本日は「採点」のお話をしましょう!



   
優秀な官僚を採用するための試験ですから、カンニングをしないように厳しい監視の下で受験生は答案を作成しなければならなかったことはご存知の方も多いはず!!しかし、採点に不正がないように採点官側にも厳重警戒が敷かれれていたことはご存知ですか。


受験生と採点官の癒着を防止するために、受験生の名前の書かれた部分を糊付けし、誰がその答案を書いたのかわからないようにした上で読巻官(採点官)に答案が渡ります。

また、採点官全員で答案を審査します。

採点官は5段階評価で審査をしますが、「○(白丸)」が最高評価です。○の他にも「●(黒丸」や「×(バツ)」なども使われたんですよ。採点官の評価がすべて出揃ったところで合計点が出され、その中から上位10人の答案が皇帝による審査が行われます。



現在展示中の金榜による答案は、8人の採点官全員が「◯」をつけたものなのです。


240年の時をこえて伝えられる答案。古今東西で人を魅了する答案。圧巻です!!

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