脈々と受け継がれる

我が家のお庭に夏がやってきました!!

大好きなひまわりが咲いてくれたのです。ミニひまわりなので、とっても愛らしい♡
夏を心待ちに、梅雨の季節も楽しみたいと思います( *´艸`)( *´艸`)♪♪




本日ご紹介いたします展示品はこちら!!


   

「相承図」

儒教は他宗教・他思想との交渉を重ねながら、自己への認識を深めてきましたが、イスラームとの融合も実現しています。
中国には1000年以上に亘って、西方から多くのムスリム(イスラーム教徒)が渡来し、北京では清真寺(モスク)を中心にムスリム人街が発達しています。


相承図は、20世紀前半に清真寺で販売されたもので、ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教の3つの宗教の繋がりがわかりやすく説明されている系図なのです!!

中心に書かれた7名の預言者を見ると、神に造られた最初の人間アダムに始まり、ノア、アブラハム、モーセ、ダビデ、イエス、ムハンマドの名前が!?それぞれ漢字とアラビア語で書かれています。


上部には、漢文で「儒教で尊ばれている天子 堯と舜(神話に登場する)の時代にも、アダムが広めた真主(アラー)の道が伝わっていた」と書かれていて、イスラム文化と儒教の融合が見られます。





儒教が如何に他宗教と関わり合いながら古今東西に広がったのか!?その一端を見に、東洋文庫にいらっしゃってくださいね。

最近のブログ記事