集合写真ならぬ・・・

少し前になるのですが、MAのみゃもさんがご友人と一緒にひらいた展覧会「MUKASHI×MUKASHI」展に行ってきました!!

色使いやペンのタッチをはじめ、1枚の絵にたくさんの見所が詰まっていて、精力的に創作活動されているお姿が想像できました!!
今後の活動に目が離せません!!






1枚の絵にたくさんの見所が詰まっていると言えば・・・・。
現在、展示中のこちら!!




人、ひと、ヒト・・・・・・・・・・・!!!


「万世師表図」という木版画。
孔子には全部で3,000人の弟子がいたと言われていますが、中でも優秀な弟子は72人いたと伝えられています。古くから孔子廟には、こんな風にこの72人の弟子たちが孔子とともに祀られてきました。

上段中央に描かれているのが孔子。


弐段目の孔子から見て左側には顔回。



ちなみに、孔子のすぐ脇に描かれているということは、孔子門下でもとりわけ尊ばれていたことを意味しています。
実際に、顔回は孔子に一番気に入られていた人物で、謙虚で頭が良かったそう。他の弟子たちからも、顔回は「一を聞いて十を知る者」と評されていたとか!?孔子は、自分の後継者に顔回を推薦していたそうですが、自分より早くに亡くなり叶いませんでした。



ここで問題!!
戦国時代の儒学者である孟子はいったいどこに描かれているでしょう?!
「万世師表図」にはそれぞれお名前が付されていますので、孟子を探してみてくださいね。描かれている位置によって、この図が作成された当時(1736-95年頃)、孟子がどのように評価されていたのかが一目でわかっちゃいます!!

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