今、な~んじ??

「本のなかの江戸美術」展が開幕して最初の週末を迎えておりますが、本日もお足もとの悪い中、たくさんのお客様にお越しいただいております( *´艸`)



江戸時代の絵巻や絵本、浮世絵だけでなく、国宝や重要文化財も公開されており、今回の展示も見応えたっぷり。本日は、「記録された記憶」という展示室から一品をご紹介したいと思います。



西洋のお城に憧れていた中国皇帝 乾隆帝が愛した円明園。

時は1747年、乾隆帝が西洋絵画の中に描かれていた「噴水」に興味を抱き、宮廷画家のカスティリオーネに同じものを作るように命じたと言います。
その後1760年までに、カスティリオーネは、5つの西洋建築や3つ噴水、迷路などからなる庭園を完成させました!!








乾隆帝が最も愛したものは、長春園の北側の西洋庭園の海晏堂前の「噴水」でした。
この噴水、単なる噴水ではございません!
時間になると、噴水を囲む十二支像の口から水が噴射される仕組みになっていたのです。



ここで質問!!
この版画に描かれているのは何時?


ヒント:





午の口から噴射しているということは、、、?

午の刻ですのでお昼頃!!
こちらの噴水、見て楽しむことができるだけでなく、時計としても利用できるだなんてびっくり!!
さすが、奇抜なことが大好きな乾隆帝です。




残念なことに、完成した100年後、円明園はアロー戦争により、北京を占領したイギリス・フランス軍に略奪・放火され、廃墟と化しました!!

今はなき円明園。
この版画は当時の円明園の姿を忍ぶことができる貴重な史料なんです( *´艸`)

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