「ラボっこ」集まれぇ~!!

ラボ・パーティ(Labo Party)をご存知ですか?
私が小学1年生から大学4年生まで続けた習い事の一つなのですが、普通の英語塾とはちょっと違っていて、
英文法や構文などを学ぶ英語塾ではなく、英語の絵本や物語を通じて、異文化世界を知るとか、豊かなコミュニケーション能力を養うということを目的とした英語教室なんです。


「ラボっこ」(ラボ・パーティーに所属している子を指す)だった16年間、実に様々な物語に触れました。
幼い頃は、



“we are going on a bear hunt”(今日はみんなでクマがりだ!)


“Rice Ball Roll”(おむすびころころ)


“It’s a Funny Funny Day”(だるまちゃんとかみなりちゃん)



高校生や大学生になってからは、


“Tomomori of the Heike”(平知盛)


“Julius Caesar”(ジュリアス・シーザー )
がお気に入りでした。

ラボ・パーティーを卒業してから随分経ちますが、今でもそれぞれの物語の名言を鮮明に覚えています( *´艸`)( *´艸`)
それくらい、日本語のお話しを英語で読んだり、世界各地の同年代の子たちが読んでいる本を読むというのは、私に大きなインパクトを与えていたんだと思います!!



そんな「ラボっこ」だった私がおすすめしたいのは、1階のオリエントホールでお披露目中の「世界で読まれた日本文学」という展示コーナーです。
こちらでは、様々なヨーロッパ言語で書かれた日本の文学作品を公開しています!
『古事記』にはじまり、『竹取物語』や『源氏物語』といった古典の名作、
俳句や浄瑠璃・歌舞伎など江戸時代を代表する文芸作品、
海外での人気が高い近代作家の代表作などなど!!



『古事記』英語版(バジル・ホール・チェンバレン訳)




『百人一首』英語版




『国姓爺合戦』英語版




『芥川龍之介作品集』英語版


日本文学を翻訳したこれらの書籍は、19世紀の後半から多く見られるようになります。というのも、鎖国をといた日本が国際社会との関係を築き始めたことや、当時ヨーロッパでジャポニズム(日本趣味)が流行っていたことなどによります。



その他にも、『日本昔ばなし』(ちりめん本)も!!
    
ジャポニズムの最盛期に、ヨーロッパで販売された外国語翻訳の日本昔話シリーズ。
和紙を細かく縮れさせて縮緬布の様なしっとりした風合いを持たせていることから「ちりめん本」と言います。
日本人が英語に親しむために作ったところ、外国人の土産物として人気となり、英語をはじめ、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、デンマーク語版が作られました。本は、それぞれの言語が使われている国の本屋さんで販売されました。

19世紀末に世界中で愛好されていた本なのですが、東洋文庫ではドイツ語版を所蔵しています。





日本人にとってなじみ深い物語が翻訳され、世界で広く読まれていたなんてとっても嬉しいですね(*´艸`*)

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