いつも忙しくしている母。
「退職したら、△△△に行きたいな~」と、よく雑誌や本を見ながら旅行計画を立てています( *´艸`)♡
そして、『平家物語』が大好きな母。そんな母と約束していることがあります。

「渦潮をみに行く!」

「潮の流れが本当に変わるのか確かめる!!」「栄華を極めた平家の人々がこの地で命を絶つことになったのは何故か。」


こんなことを自分の目で見て、肌で感じてみたいのだと言います。




そんな母に、最もおすすめしたい展示が『六十余州名所図会』

歌川広重による日本全国の名所を描いた浮世絵木版画の連作。
驚くべきは、広重は江戸を離れず先行の名所図会などの資料をもとに描いたということです!!


日本全国とは、東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道、そして五畿内の名所68ヶ所と江戸を1ヶ所で、本名所図会は、目次1枚を含めて全70枚から構成されています。


もちろん「鳴門海峡」を描いている浮世絵も♡


『阿波 鳴門の風波』



本図では、鳴門の大渦が描かれており、この地域の海流が激しかったことがよくわかります。一説によれば、この大渦を表現する為に、葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を参考にしたと言われています。



でもやっぱり、、、
本物の渦潮を見せてあげたいなぁ( *´艸`)♡









ちなみに
  
本日は、「住よし 出見のはま」(五畿内)「上野」(東海道)、「金沢八勝之内 蓮湖之漁火」(北陸道)「敦賀 気比ノ松原」(北陸道)の頁を公開しております!!

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