君の顔は。

今日は職業体験の学生さんがミュージアムにいらっしゃいました。
実際にアテンダントの制服を着て、受付の業務も体験していただいたんですよ~!
もう十うん年前になりますが・・・自分のときはこうだったなぁ~とかちょっと懐かしい思い出に浸ったMA甘党でした。


さてさて先週ですが、電車に乗っていると気になるニュースがモニターに流れていました。


宣教師シドッチの顔を復元!!!


国立科学博物館にて、出土遺骨を基に復元したシドッチの顔の像が公開されているようです!!!(12月4日まで)
現代の科学ではそんなことまで出来てしまうのか!と大変興味深いニュースでした。


シドッチといえば、東洋文庫ミュージアムでも展示を行っています。

シドッチは江戸時代の西暦1708年、布教活動を行うために日本に上陸して捕らえられたイタリア人の宣教師です。
2014 年に文京区の切支丹屋敷跡から出土した人骨が 2年にわたる調査の末にシドッチ のものであることが分かり、今年4月に発表されました。
イタリアと日本が正式な国交を樹立してから今年で150周年になるということもあり、文京区の協力で、最新の調査結果と画像を紹介するパネル展示をおこなっています。

またモリソン書庫でも、江戸時代を代表する儒学者の新井白石が、切支丹屋敷でシドッチから聴取したことをもとに書いた『西洋紀聞』を展示しています。
先日、「一階のシドッチの展示期間はいつまでか」というご質問がありましたが、
本の中の江戸美術展と同じく12月25日までとなっております。

江戸美術展も残すところ1ヵ月となって参りました!!

この機会にぜひ当館でご覧になってみてはいかがでしょうか。

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