アドベントカレンダー

突然ですが、アドベントカレンダーをご存知ですか?
12月1日には1番を、2日には2番を・・・
というように、日付のついたBOXにお菓子が入っていて、お菓子を食べながらクリスマスまでのカウントダウンが楽しめるカレンダー♡

毎年、姪っ子ちゃんと甥っ子くんに買ってあげるのですが、今年ももちろん買ってあげました♡

2人ともちゃ~んと1日1つBOXを開けて、「今年もサンタさんが来るとイイね♡」とワクワクしています(*´艸`*)


先日、展示中の「春画の暦」をブログで紹介しましたが、本日も「暦」の魅力についてお話します!!





こちらは、1788年の絵暦(カレンダー)。
しかも、春画バージョンの暦だけを40点貼った1冊の本になっているのです!!

展示中の年の干支は、猿だったようです。
というのも、衝立や屏風に猿が描かれているからです!!
また、紙をめくると男女の艶事の図が描かれているものなどもあります。

この1冊には、手の込んだ仕掛けが施されている絵暦が数多く収録されています( *´艸`)


ただ・・・
干支はわかっても日付はどこに?!という疑問が浮上します。

よ~く見ると、
人物の着物や背景には漢数字が記されています。これこそが、カレンダーの証!!

調べてみると、江戸時代の暦はひと月が29日の月と30日の月で構成されていることがわかります。その割り振りは年によって異なるため、29日の月を「小」、30日の月を「大」として、年ごとに暦が作られました。

現在でも行われていますが、
江戸時代、暦は親しい仲間内での年始の贈答品として用いられました。
また、暦は使い捨てされました。


そのため、残されているものというのは大変少ないのが現状です。

まして「春画の暦」の現存は特に珍しいと言わざるを得ません。



貴重な一品を是非ご堪能くださいませ。

最近のブログ記事