アナスタシア

先日、アニメ映画「アナスタシア」を見ました。

こちらは1997年のアメリカ映画です。
「宮殿で幸せな日々を送っていた少女アナスタシア。しかし邪悪な魔法使いラスプーチンが皇帝一家にかけた呪いによりロシア革命が勃発。混乱の中アナスタシアはひとり残されてしまう……。
華麗なパリの社交界を舞台に、繊細で色鮮やかなアニメーション贈る本格的ミュージカル・ファンタジー!」(Amazonウェブサイトより・・・)


幼いころの記憶を失っている主人公のアーニャが、実は行方不明のロシア皇帝ニコライ2世の末娘アナスタシア皇女ではないのか!?というのがストーリーの軸になっています。
20世紀の有名な謎の一つ、アナスタシア伝説がベースになっているとか。

アナスタシア伝説とは?
皇帝一家が埋葬された場所が長年の間、知られていなかったという事実によって後押しされ、殺害後にアナスタシア皇女の生存説が有名となりました。
この映画のストーリーにあるように、ロマノフ家の詐称者が何人も出てきたそうです。

しかし、1991年にエカテリンブルク近郊で両親と3人の大公女の遺骨が発掘され、さらには2007年に弟のアレクセイと歳の近い姉のマリアもしくはアナスタシア、どちらか1人の大公女の遺骨も発見された結果、皇帝一家が全員殺害されており、一人も生存していないことが明らかになったそう。


ロマノフ王朝の最期を想うと、この映画のストーリーが現実に起こっていたらいいのに…と願いたい気分になります。


気になる方は、是非ご覧になってみて下さい。
そしてロマノフ王朝展にお越しくださいませ~!!!

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