川上から、どんぶらこ、どんぶらこ、

おはようございます。
ブログの下書きが消えてしまって朝から(´・ω・`)なMAはりーでございます。
でもわたしは諦めませんよ・・・!


本日は、展示中の『方丈記』の作者、鴨長明に関連したお話をいたします!

鴨長明は、現在も京都にあります下鴨神社の禰宜の家に生まれました。
長明も神職を目指していたのですが、結局叶わず、それがきっかけで出家したとも言われておりますが・・・。


さて。
京都には、下鴨神社のほかに上賀茂神社もありますよね。
実は、下鴨神社と上賀茂神社に祀られている神様は、親子の関係にあるのです!

下鴨神社に祀られているのは、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と、その娘の玉依媛命(たまよりひめのみこと)という神様です。
ある日、この玉依媛命が小川で遊んでいたら、川上から赤い矢が流れてきました。
玉依媛命がその矢を持ち帰り、枕元に置いて寝たところ・・・、
なんと子供ができました( ゚∀゚)

その子供が、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)と言い、上賀茂神社に祀られている神様なのです。

・・・そして問題の赤い矢ですが、実は天の神様が矢に化けていた、という。

そんなお話でございます。


この話は『続日本紀』という歴史書に書かれています。
古代の人はこういう意味深な話をさらっと素敵に書いてしまうんだなあ…と、いつもしみじみとしてしまうわけです。。。


※このブログは、以下を参考にいたしました。
・上賀茂神社公式サイト http://www.kamigamojinja.jp/
・下鴨神社公式サイト http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

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