なまずだらけ。

今回の展示の目玉のひとつである「鯰絵」。どうやらそのかわいらしいいでたちから人気を博しているようで。。。
鯰のグッズはないのか、というご要望もいただいております。
現在鯰グッズは扱っていませんが、その代わり(?)、
鯰にご興味を持たれた方におすすめの本をご紹介します(´∀`*)

それがこちら!デデン!


秋篠宮文仁・緒方喜雄・森誠一 編著『ナマズの博覧誌』(誠文堂新光社、2016)

この本は、一言で表すならば、ナマズについて、文化的側面・生物学的側面からあらゆる考察がなされている本です。

一例をあげますと、、、
・「瓢箪鯰」と呼ばれる形式を持つ「鯰絵」の系譜
・熊本県の阿蘇地方におけるナマズの信仰
・古代エジプトにおける鯰の信仰
・アメリカにおけるナマズ料理について
・生物としてのナマズの生態
・ナマズをモチーフにしたゆるキャラ特集
などなど、さまざまな分野の研究者があらゆる面からナマズについて語っているのです…!

写真や絵図も多く、かわいらしいナマズ、生々しいナマズ、へんてこなナマズを堪能しながら読むことができますよ!

なにはともあれ、ナマズの多面性に驚かされる一冊です。



さらに、鯰絵にご興味を持たれた方には、こちらもおすすめです!

国際日本文化研究センターデータベース・鯰絵コレクション

国際日本文化研究センターのデータベースに、「鯰絵コレクション」なるものが存在するのですΣ(゚Д゚)
国際日本文化研究センターで所蔵している鯰絵をインターネット上で見られるようになっているようです。中には東洋文庫で所蔵しているものと同じ絵も!


・・・というわけで、ナマズづくしのブログをお届けいたしました。

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