スコーン


が、好きなんです。

三角形のしっとりしたものも好きですが、
写真(↓↓)のようなカスタネット型の、表面がサクサクしたスコーンが好物です♡



この、真ん中のくぼみのことを、「腹割れ線」と呼びます。
イギリスの方では「狼の口」(Wolf's Mouth)と見立てて呼ぶことも。

「狼の口」があるのが上質なスコーンの証とされることもありますが、
おもしろいことに、日本人が家庭でつくろうとするとうまく割れないとのこと。
生地をこねるときに丁寧になりすぎて、バターが溶けてしまうからだそうです(!)
溶けにくいようにバターを冷やした状態から、ざっくり、スピーディに混ぜるのが重要です。
丁寧にやりすぎてもいけないんですね!

「狼の口」からぱっくり2つに割り、
ジャムやクロテッドクリームをたっぷりと塗って食べるときの幸せと、ちょっとの罪悪感。
たまりません(*´ω`*)

最近、近所でおいしいスコーンが食べられるお店がなくなってしまったので、
新しいお店を開拓せねば、と思っております。


*参考*
林望『イギリスはおいしい』(文藝春秋,1995)

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