東洋文庫の石たち

こんにちは!
梅雨が明け、あっという間に7月も終わりですね。
電車の中の客層も変化してきて、夏休みがやってきたのだな、と眩しい思いをしております。

先週【STONE PLAZA 那須芦野・石の美術館】の話の最後に、
東洋文庫にもいろいろな石があるらしい、と書きました。


本日はこの建物内にある石についてご紹介したいと思います。

まずは皆様をお迎えする入口から。

ピロティの柱部分には、中国産の御影石「ジュパラナクラウド」が使用されています。


この上部の壁は、本棚に見えるような模様が付けられております。
写真ではなかなかハッキリと写りませんが、
よく見るとランダムで「東洋文庫」の文字が掘られているので、探してみてください。



ピロティを抜け、エントランスに入りますと、ガーネット色の大理石が目前に広がります。
こちらはトルコ産の「エラジグレッド」という石です。



そして受付の脇には、「グリーンオニックス」というパキスタン産の大理石が鎮座しています。
柔らかい緑色…どこかで見たことがあるような色だなあと考えていると、

ave「メロンパンみたい!」
リクルート「メロンの食べられるところ。」


そうだ!そんな色です。メロンです。


裏側にはアンケートコーナーがございます。
感想などを書いてBOXに入れてくださると、スタッフが読んで喜びます。




さて、展示も見て、カフェでご飯でも食べようかと中庭に進めば、そちらにも石が使用されています。
中庭に敷き詰められている白い丸い石。
こちらは、中国産の玉砂利です。



このように東洋文庫は、
トルコから北京までのアジア各地の石を使った建物となっているのです。
たまには、東洋文庫の建物にちりばめられた石に注目してみるのもいかがでしょう?

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