やわらかい絵が好きです

昨日までの台風はどこへやら。とてもいいお天気です。




現在開催されている「東方見聞録展~モリソン文庫の至宝~」。
東方見聞録のコレクションが目玉ですが、
サブタイトルの通りモリソンが収集した史料の全容をあらわす展示でもあります。

従来の展覧会のように特定のテーマに基づくのではなく、

・モリソンパンフレット
・東方見聞録
・銅版画コレクション
・写本
・旅行記・探検記・調査報告
・図鑑
・水彩画

といった形で、史料の分類ごとに展示がされています。


それぞれに貴重な史料を見られるだけでなく、
モリソンがどんな史料を集めていたのか、興味関心や人物像にせまることのできる展示です。


私のお気に入りは水彩画です。


『中国の服装』
『インド・中国・マカオの風景』
の二つの水彩画コレクションを展示しています。

どちらもイギリスの画家が描いたものですが、洋画とも日本画とも異なるやわらかい雰囲気の絵で、
どれも素敵なんです( *´艸`)

こちらは『中国の服装』でチベット仏教の僧侶。


同じく、官吏の住まいを描いたもの。


また、『インド・中国・マカオの風景』から、インドの淋浴をする人々。


このような画風で、何枚か展示されていますので、ぜひご覧ください。

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