暑い、今年は4~6月取り上げられたらしいですね~。リクルートでございます!!
いやあ、季節代わりに余計なものまで、繰り越されることにトホホホホホ。
あと5日で清らかで穏やかな2018年度が待っております。
昨日鮎を10頭ほどたいらげまして、まだ数頭ほど胃袋の中で元気にしているため
なんかこう痛くもない腹が小魚につつかれて不快感に包まれております。
これがあれですかね、「胃もたれ」ってやつですかねえ?
3月、病気月でございます。内外くれぐれもお病みになりませぬように。
そうですね、ワー!!ってなったときはユーチューブでNASAの宇宙ライブ映像を
見て壮大な気分になると気分もハレルヤになるのでは?
さて、次回展が悪人展ということでして、本日取り上げるのは、
ある女性…彼女の肩書はたくさんあります。
清朝粛親王家第14皇女、男装の麗人、東洋のマタハリ、日本軍スパイ、安国軍総司令官
中華料理屋の女将、そして中華民国を裏切った漢奸。
名前も三つほどもっています。愛新覚羅顕シ(亻に子)、金壁輝、そして川島芳子
清朝皇族の生き残りとして、革命によって失われた母国を復活させるべく
一つの時代の流れに抵抗し続けたこの女性を記憶している人は今や少数でしょう。
すでに忘れられた彼女の足跡をちょっと追っているのですが、先日3月25日は
この波乱にとんだ生涯を送った彼女が戦後になって中国で処刑された日でした。
たまたま懇意にしているところからお声が掛かり
この芳子さんの書があるからということで
日帰りで中部地方へ!
「一撃万里」の墨痕と金壁輝印の朱がまさしく間違いなく
芳子さんの筆跡かと。
行きの車中でその日が芳子さんの命日であると気づき感慨ひとしお。
そしていった場所が彼女にゆかりの地、とどめは全く関係のないところで
芳子さんゆかりの戦前の曲である「蘇州夜曲」が流れてくるに及んで
ちょっと思うところがありましたねえ。
川島芳子を偲ぶ会なんていう会もあったのですが、すでに
なくなった模様、一人静かに黙とうをささげた25日でした。
誰からも忘れ去られるまで、人って死なないらしいですね。