健康診断、しましたか?

こんにちは!

学生の皆様は春休みが終わり、新学期が始まった頃でしょうか。
私も学生なので、先日健康診断に行ってまいりました。
毎年身長が伸びていないか、年に一度ひそかに楽しみにしているのですが、どうもここ3年はほぼ変動がありません…そろそろ諦め時ですかね。
健康診断の最後には毎回胸部のレントゲンを撮るのですが、
その際にふと、当館で展示している『解体新書』を思い出しました。
『ターヘル・アナトミア』が日本語に翻訳され、『解体新書』として出版されたのは1774年。
そこから約250年後の今日では、ぱっと一瞬息を止めるだけで、体の中に異常があるのかが写真で分かるのですから、すごいですよね…!
科学の進歩はすごいなあと感嘆すると同時に、250年前の血の滲む様な翻訳の努力もあって今日の日本の医療はきっとあるのだろうと、なんだかしみじみしました。
日本の西洋医学普及に貢献した『解体新書』『ターヘル・アナトミア』、ぜひ東洋文庫ミュージアムでご覧になってください。

MA はるさめ

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