エジソンの裏の顔。

こんにちは、MAおもちです。

そろそろ「ハワイと南の島々展」も終盤に近付いてきましたね。
今日は、次回展「悪人か、ヒーローか」にちなんで、
隠れた悪人・トーマス・エジソンについてのお話をしたいと思います。

一般的には、白熱電球・蓄音機・活動写真(映画)などの発明をした偉人として
知られているトーマス・エジソンですが、成功の裏では、結構な悪事を働いていました。
彼は、直流送電という方式を採用していたのですが、
ライバル企業・ウェスティングハウス社およびニコラ・テスラ氏の採用した交流送電に 差をつけられます。
そこでエジソンは、交流送電の危険性をアピールするために、動物の電気処刑を執行します。
特に有名なのは、交流送電による象のトプシーの処刑。
世話係から虐待を多々受けたトプシーは、怒って暴れた際に3人の世話係を押しつぶし、その結果死刑を宣告されていました。
1903年1月4日、およそ1,500人の観客の前でトプシーは体に電流を流され、死亡しました。
トプシーの他にも、多くの野良犬、猫、牛、馬などがエジソンによって電気処刑されました。

エジソンは、数々の発明品によって世間に大きな影響を与えました。
発明家を志した人々にとっては、ヒーローのような存在でしょう。
しかし、時には彼は己の利益のため、無慈悲な悪人にもなったのです。

いかがでしたでしょうか?
そのほかの様々な「悪」のエピソードを知りたい!という方は、ぜひ次回展「悪人か、ヒーローか」にお越しください!

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