MODERN ASIAN STUDIES REVIEW Vol.5 新たなアジア研究に向けて5号
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海の近代中国とモリソンパンフレット村上 衛(東洋文庫研究員・京都大学人文科学研究所准教授) 近代中国のアヘン貿易関連資料や海関報告書などの利用方法と研究成果を具体例として,近代の東アジア海域史の研究史におけるモリソンパンフレットの欧文文献の資料的価値と有用性について考える。1.モリソンパンフレット 1)モリソンについて 2)モリソン文庫2.海の歴史と漢文史料の課題 1)海域史研究隆盛の背景:世界の海域史研究,アジア交易圏論 2)東アジア海域史研究の展開:日本史 3)海域史研究の隆盛 4)研究プロジェクトと成果 5)漢文史料の問題:知識人の記述,史料の偏り,貿易統計,建前と実態 6)イギリス海事史研究との比較3.欧文文献の有用性(モリソンパンフレットより) 1)アヘン貿易船 2)アヘン戦争時の海難・捕虜 3)アヘン貿易 4)『モリソンパンフレットの世界』4.欧文史料と海の近代中国 1)海の近代中国を研究するには 2)欧文定期刊行物 3)海関報告・海関統計 4)議会刊行文書(イギリスの場合) 5)外交文書 6)イギリス外交文書5.モリソンパンフレットの有用性と可能性使用資料: モリソンパンフレット(図3)034MODERN ASIAN STUDIES REVIEW Vol.5

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